ビットコインの9月16日の動きは、530万円近くで3度跳ね返され上値が重い展開になりました。
本日の東京時間中にも530万円を突破し上への動きを作れない場合、
上値の重さから短期の買いは終息し売り優勢になる可能性が出て来ています。
ビットコインの9月17日の概況について解説します。
(この記事は9月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月16日午前7時からの動き
9月16日午前7時、526万円で推移していたビットコイン、午前8時に530万円に迫るも失敗、
正午には517万円に下落します。
その後は直ぐに切り返す強さを見せ、午後1時と午後4時に再び530万円に迫るも突破できず、
欧州時間からは530万円に迫る展開にはならないまま、9月17日午後5時に516万円に下落した後、
午前7時現在522万円で推移する展開となっています。
短期サポートは割れていないものの、530万円が硬く、動きが出にくい展開です。
530万円は難攻不落か?!
今回の動きで、9月16日午前1時につけた530万円を1円も越えなかったことは、
不吉な前兆と言えそうです。
9月17日午前9時以降は中期レジスタンスも発生し、短期の買いは一度ポジションを調整する動きが強まります。
週末と来週のFOMCを控え、本日あえて買う理由が乏しくなっていくため、
買いは薄くなり上値の重さを嫌気した下落基調を強めやすくなるでしょう。
本日の東京時間にも530万円を超えて、535万円程度まで突破出来なければ、
欧州時間からは更に分が悪く、530万円が難攻不落の要塞と化す可能性があります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが現在、514万円の位置に切り上がっています。
中期サポートは500万円の位置にありますが、夜間には510万円まで切り上がるため、
514万円から下は非常に柔らかくなっている状態です。
レジスタンスは短期レジスタンスが534万円、中期レジスタンスが535万円の位置にあります。
535万円を早ういちに超えてこなければ、中期レジスタンスが定着して下落圧力になりそうです。
まとめ
ビットコインは530万円で複数回弾かれており、530万円が厚い壁になった動きになっています。
週末とFOMCを来週に控え、買いは動き難く、売りが優勢になる場面が多そうです。
本日は514万円を下回ると、一気に売りが加速する可能性があるため注意しましょう。