ビットコインの9月17日からの動きは、大きな壁となっていた530万円を超えるも、
攻め切れず軟調な展開となっています。
FOMCの大型イベントを控え、ポジション調整が終わったとしては下落の幅が小さく見えるため、
今週は大きく下がる局面に見舞われる可能性がありそうです。
ビットコインの9月20日の概況について解説します。
(この記事は9月20日午前6時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月17日午前7時からの動き
9月17日午前7時、523万円で推移していたビットコイン、午後1時に529万円まで上昇するも、
530万円の壁に弾かれて18日午後3時には514万円まで下落します。
ただ、ここは週末時点の短期サポートが機能し、一度反発、日本時間に板が薄いところを狙った日本勢による特攻が見られ、
午後3時にはレジスタンスをブレイクし、536万円まで上昇します。
ところがここから上を目指す事が出来ず、19日は力なくダラダラと下落を続けており、
9月20日午前6時現在、522万円の9月17日午前7時の位置に戻っている展開です。
今週は大型イベントFOMC!暴落注意?!
今週は21日から22日にかけて行われるFOMCが最大のイベントです。
直近発表されている経済指標を見ると、市場に優しい発言へとなりそうですが、
直近のビットコインは下落が限定的なため、調整不足の状態でFOMC週を迎えます。
FOMCの前段階で売られる可能性もありますが、ポジティブサプライズが無ければ結果を見て売られる動きにも注意が必要です。
アノマリー的に暴落しやすい日に入ってきているため、今週は大きな暴落に注意しましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、9月20日午前9時現在、直近の安値を更新していなければ、515万円の位置に発生します。
中期サポートも510万円の位置に上がってきており、ここも割れると500万円を試す動きになるかもしれません。
レジスタンスは短期レジスタンスが536万円の位置にあり、
日付が変わる頃に大きく切り下がるので、夜間から上昇できるかに注目です。
日本は祝日ですが、日本時間に買いが入りやすい傾向で、本日も特攻の買いが発生するかもしれません。
まとめ
ビットコインの週末相場は530万円を超えるも、勢いを出す事が出来ず、軟調な展開となりました。
今週の大型イベントを控え、調整は進んでいないと見れるため、暴落する局面が発生するかもしれません。
日本時間に買いが集中しているため、日本時間の特攻の動きに期待しましょう。