ビットコインの週明け相場は、大型イベント警戒の動きから暴落、9月13日に付けた安値を更新する動きになりました。
9月21日〜22日に開催されるFOMCに向け、市場は一気に警戒モードに突入したようで、
本日も引き続き神経質な展開が予想されます。
ビットコインの9月21日概況について解説します。
(この記事は9月21日午前8時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月20日午前6時からの動き
9月20日午前6時、短期サポートを割れて523万円で推移していたビットコイン、
午前7時に515万円まで下落し調整は、午前11時には510万円の中期サポートもブレイクし、
サポートを全て失った状態に、500万円の心理的節目も機能せず、午後9時には465万円まで下落します。
NY時間に急ピッチの下げの反動から少し上昇し484万円まで上昇したものの、午前8時現在、468万円と再び安値付近に接近中です。
市場は一気にFOMC警戒モードに?!
今回の動きで、9月13日に付けた安値を下回っており、市場の警戒感は非常に増している状態です。
9月21日〜22日の日程(日本時間では23日に変わった頃)でFOMCが行われることに加え、
中国でも大手不動産会社破綻などネガティヴ材料が出てきました。
これらの動きから、FOMC結果発表のギリギリまでは仕掛けの売りが出やすくなります。
直近のサポートを下回ったら、節目の450万円、420万円、400万円程度まで下落の可能性があるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、前日の安値を起点に、462万円の位置に短期サポートが、
460万円の位置に中期サポートが発生している状態です。
この位置を下回った場合は、更なる下値を探す展開になるでしょう。
買い手にとってベストシナリオは、前日つけた安値手前か、少し割れた状態になった後、
買い戻しの動きが発生するかになります。
レジスタンスは午後から短期レジスタンスが506万円の位置に切り下がり、
夜間からは488万円まで降りてきます。
夜間からこの位置をブレイク出来れば、一旦警戒モードが和らぐでしょう。
まとめ
ビットコインの週明け相場は暴落し、市場は一気に警戒モードへと突入しました。
9月22日の日付が変わる頃にFOMCの結果が出てくる予定で、それまでは警戒度がMAXで続きそうです。
前日の安値前後で反発の動きができるかに注目しましょう。