ビットコインの9月23日の動きは、引き続き戻りを試す展開が続いています。
派手さは無いものの、売り物がほとんど出て来ず、週初めの動きと別の商品のような底堅さです。
週末相場で520万円を突破できた場合、月足陽線に転換し、
9月末に向けて一層ポジティブな動きになるかもしれません。
ビットコインの9月24日の概況について解説します。
(この記事は9月24日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月23日午前4時からの動き
9月23日午前4時、短期レジスタンスをブレイク後、473万円で推移していたビットコイン、
この日は1日を通して底堅い動きとなります。
売り物も少なく、午後3時には488万円まで上昇、午後8時に477万円に下落するも、
NY時間の深夜には再び強さを取り戻し、24日午前2時には495万円まで上昇し、
午前7時現在は493万円で推移する展開となっています。
500万円手前まで戻しており、急落のあった週明けと比べ、
FOMC直前以降の相場は別の商品のような動きとなっています。
週末相場で520万円突破ならよりポジティブに?!
500万円手前に戻し、週末相場に向けて今月の始値の518万円が射程圏内に入ってきました。
FOMC直前後から短期サポートに寄ること無く上昇する強い動きとなっているため、
週末相場で518万円を試し、月足で陽線に転換する可能性があります。
週末陽線に転換しておけば、来週の月末に向けて更に上昇の芽が出てくるでしょう。
9月はパフォーマンスが悪いアノマリーがあるものの、
覆すような動きは更なるショートの買い戻しを誘い、相場をポジティブに導きます。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポート468万円の位置で、夜間からは473万円の位置へと切り上がります。
短期サポートを割れた後は不安定になる可能性があるため、注意が必要です。
一方でレジスタンスは短期レジスタンスはブレイクされた状態が続き、
中期レジスタンスは500万円の位置にある状態です。
中期レジスタンスブレイク後、すんなり今月の始値を突破出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインは底堅い動きを続け、500万円台回復が見える展開となっています。
週末相場で518万円を突破出来れば、月足が陽線と変わり更にポジティブになるでしょう。
ただ相場はまだ半信半疑な面もあるため、短期サポート割れ後は注意が必要です。