ビットコインの週末相場は大きな動きにならなく、軟調の展開になりました。
今週は、米国ETF承認のビッグニュース後になり、『噂で買って事実で売る』動きに警戒が必要です。
加えて18日の早朝の下落で短期サポートを割っていることから、荒れ場になる可能性があります。
ビットコインの10月18日の概況について解説します。
(この記事は10月18日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月16日午前5時からの動き
10月16日午前5時、700万円を超え715万円まで上昇していたビットコイン、
週末仕掛けの買いか売りが入るかと思いましたが、動きは軟調で調整となりました。
概ね688〜700万円を行ったり来たりする推移となり、大きな動きは発生していませんでしたが、
18日午前5時に下落、685万円の短期サポートをブレイクして672万円まで下落します。
売りが溜まっていた動きだったものの、中期サポートの667万円が残ったことから、
再び元に戻す動きとなり、午前7時現在は695万円で推移する展開です。
今週は難しい展開?!噂で買い事実で売るに注意!
18日午前5時の動きで、10月13日に発生した短期サポートを失っている状態から日本時間へと入ります。
週明けの日本時間でどの程度強気になるか、加えてその強気がNY時間に引き継がれるかに注目です。
週末15日の急上昇は、米国のビットコインETF承認から上昇したため、
承認後は『噂で買い事実で売る』動きが発生しやすくなります。
ただし、短期筋の動きは依然過熱感がないため、当たり前のように高値を抜けてくる動きも予想されます。
基本は買いながら逃げ足は早くしないといけない、小まめな目配りが必要になりそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、中期サポートが変わらず667万円の位置にあります。
週の半ばまではこの中期サポートが重要で、下回った場合は要注意です。
レジスタンスは短期レジスタンスが703万円の位置にあり、この位置は早々にブレイクしたいところです。
中期レジスタンスの718万円まで本日ブレイクし、736万円に乗る動きになれば、
今週も流れは絶たれておらず、大きな上昇が期待できる相場になります。
まとめ
ビットコインは10月18日午前5時の動きで短期サポートがブレイクされており、今週は不安定な動きから始まる可能性が出てきました。
米国ETF承認後の動きとなり、『噂で買い事実で売る』動きにならないか注意が必要です。