英ガーンジー管区、ビットコインETFを承認
要点
・イギリスの王室属領のガーンジー代官管轄区がビットコインETFを承認
・同ニュースでビットコイン価格がさらに上昇して700万円の大台を突破
資産運用会社Jacobi Asset Managementは、
イギリスの王室属領のガーンジー代官管轄区が
同社申請のビットコインETF（上場投資信託）を
承認したことを発表しました。
その影響を受けて、ビットコイン価格はさらに上昇。
現在700万円を超えています。
Jacobiは今年5月に設立された企業で、
ロンドン、サンフランシスコ、及び
ブリスベーンに法人を設立しています。
ガーンジー代官管轄区は
ヨーロッパのイギリス海峡のチャンネル諸島に位置する島で、
独自の議会と政府を持ち、
イギリスの海外領土と異なり高度な自治権を有しています。
Jacobiによると、
今回、ガーンジーの金融サービス委員会が
権限を与えたビットコインETF（現物ETF）は、
英FCA（金融行動監視機構）の許可が降りれば
Cboeヨーロッパ（汎欧州）に上場できます。
米フィデリティの仮想通貨子会社FDAが
カストディを担当するといいます。
また、ETFの発行は機関投資家と
プロの投資家に限定されて
最低投資額は1,100万円です。
現在、ヨーロッパではさまざまな銘柄の
仮想通貨ETP（上場取引型金融商品）や
ETN（指標連動証券）が
ドイツやスイス、イギリスで取引されているが、
ビットコインETFは今までありませんでした。
なお、米国では、SECが15日、
ProSharesのビットコイン（BTC）先物ETFの
申請を承認したばかり。
カナダとブラジルでは、数ヶ月前より
複数のビットコイン及びイーサリアム（ETH）の
ETFが取引開始されています。
■ネットの反応
ビットコインETFを承認する動きが
世界各国で広がりつつあるようです。
ゲーム配信プラットフォームのSteamがNFTゲームを排除
要点
・ゲーム配信プラットフォームのSteamがNTFや仮想通貨を基盤としたゲームを禁止へ
・禁止理由については「Steamは実際の価値を持つアイテムを許可しないため」
オンラインゲームプラットフォームのSteamは、
NFTや仮想通貨その他ブロックチェーンを
基盤としたゲームについて、
禁止するガイドラインを定めました。
Steamのガイドラインでは、
性的表現や差別表現を含む
コンテンツのゲーム配信を禁止しています。
「Steamで公開すべきでないこと」として挙げられているのは
上記を含む計12個の条項ですが、
ブロックチェーンに関する項目が
13番目に追加されました。
実際にSteamからゲームを削除されたことを明かした
プロジェクト、Age of Rustは
「NFTは価値を持っているため、
Steamは全てのブロックチェーンゲームを
プラットフォームから取り下げる」
とコメントしています。
排除する理由については、Age of Rustによると、
アイテムが実際の価値を持っており、
Steamプラットフォームは実際の価値を持つアイテムを
許可しないためだとのこと。
Steamは2017年にビットコインの
支払いを受け付けたものの、
同年12月に受付を停止しています。
今回の記事のまとめ
■『英ガーンジー管区、ビットコインETFを承認』について
・イギリスの王室属領のガーンジー代官管轄区がビットコインETFを承認
・同ニュースでビットコイン価格がさらに上昇して700万円の大台を突破
■『ゲーム配信プラットフォームのSteamがNFTゲームを排除 』について
・ゲーム配信プラットフォームのSteamがNTFや仮想通貨を基盤としたゲームを禁止へ
・禁止理由については「Steamは実際の価値を持つアイテムを許可しないため」
アメリカやカナダに続いてイギリスもビットコインETFを承認する動きに
向かっています。
これ以降も追随する国は増えると思われますので
しばらくはこの材料で価格上昇することと思われます。
