ビットコインの動きが安定しません。
下落相場なのか上昇基調に戻るのか、わからないジェットコースーター相場になっています。
原因は日本時間にある日本勢の動きにある模様で、
3月24日午後4時には短期レジスタンスをブレイクしているものの、
日本人が寝ていると思われる3月25日午前5時には短期サポートを、午前7時には中期サポートをブレイクしています。
ビットコインの3月25日の概況について解説します。
(この記事は3月25日午前7時の情報で書いています。)
3月24日午前7時からの動き
3月24日は短期と中期のサポートが発生したものの、
動きは芳しくなく軟調な展開から始まりました。
午前10時には582万円まで下落したものの、
サポートの577万円には到達しなかったことから、午後3時に切り返し始め、午後4時には608万円の短期サポートをブレイクし、
午後10時には622万円まで上昇します。
ところがNY時間から再び大失速をし、
25日午前5時には切り上がった582万円の短期サポートをブレイクします。
午前7時には中期サポートもブレイクし、565.5万円まで下落、
NY時間と日本時間でマインドが大きく変わるジェットコースーターのような相場です。
何故日本時間は強いのか
ビットフライヤーFXの現物との価格差乖離を見ていると、日本勢の買い意欲が旺盛です。
ビットフライヤーFXで買う人が売る人より増えると現物との価格差が広がっていきますが、
現在5.8%、昨日の日中では6.8%位まで乖離が見えました。
去年の10月からの上昇相場では3.0から4.8%で推移し、
by bitなどが資金調達率0.30%台になっていても日本では短期の買いが膨らまなかったのですが、出遅れ組が最高値から少し下がった今の水準で旺盛に買ってきているようです。
本日のサポートとレジスタンス
本日は日本勢にとっても苦戦する1日となりそうです。
ここ数日無理をしすぎていますし、何も考えずに『ビットコインは永久に上がり続けるもの』といった虚妄から覚めると大暴落を引き起こす可能性があります。
サポートは消えており、三角持ち合いからの下落は続いています。
ただ、昨日のように何事も無かったかのように買い上げる可能性もあります。
心理的節目となる50000ドルを維持できるかに注目です。
まとめ
ビットコインは24日、622万円まで上昇するも、その後NY時間に売られ、直近の安値を下回っています。
短期サポートのみならず、中期サポートも失った状態です。
本日は50000ドルを維持できるかが重要なポイントとなります。
日本人の買いに期待しましょう。