ビットコインの10月19日の前回記事で書いた通り、上昇の動きとなりました。
『まだはもうなり、もうはまだなり』のどちらの状態なのかを足元の短期筋の動きから考えると、
過熱感がなく、天井はまだまだ先の見方の方が強そうです。
ビットコインの10月20日の概況について解説します。
(この記事は10月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月19日午前7時からの動き
10月19日午前7時、705万円で推移していたビットコイン、正午に717万円に上昇したものの、
円ベースの高値を更新していることから日本人の警戒心は強く、その後は動きなしになります。
午後11時には722万円に上昇しレジスタンスを全てブレイク、
その後702万円まで1時間たたずにで下落しミニ両面焼きのような動きを見せましたが、
短期サポートにはまだまだ余裕があり再び上昇、20日午前5時には735万円に上昇し、
午前7時現在は733万円で推移しています。
前回記事通り、アノマリーのいい10月19日は上昇の動きとなりました。
10月19日概況・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-159/
短期筋の過熱感なしで天井はまだ先?!
円ベースの最高値を超えて、ドルベースでも4月につけた最高値に近づいており、
『流石にもう天井』と警戒感を強めたくなるところですが、足元の環境は高値警戒を強める局面ではありません。
バイビットなどの海外ハイレバレッジ取引所の資金調達率は、普段通りより少し高い程度で落ち着いています。
4月ごろは上限値近くまで上昇していたことを見ると、
短期筋には過熱感がなく、むしろ買い損ねている印象で、天井は今の段階ではまだ先、12月頃かと考えます。
ここから短期筋が加熱して行くと、ロケットが1弾目を切り離し、2弾目で大気圏を超えるように、
天井へと突き進むでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
天井はまだ先と思われますが、ビットコインは最後一気に上昇して、
逆に倍返しで売られ大きな調整をすることがあるため、常に細心の注意は怠れません。
サポートは短期サポートが693万円の位置に切り上がっていますが、日中は698万円が注意ラインです。
レジスタンスはブレイクしたばかりで、再発生は早くても夜間以降になります。
本日もアノマリーは良く、基本売りは控えた方が良さそうです。
まとめ
ビットコインは19日に上昇し、最高値を再度更新しています。
上昇が早く、『もう天井』に意識が傾きそうになりますが、短期筋は加熱していなく、
天井はまだ先の方が足元の環境となりそうです。
サポート割れに注意しながら、流れに乗って行くといいでしょう。