ビットコインは週明けの勢いが続かず、700万円を割れる展開となっています。
短期サポートが再びブレイクされており、一旦650万円付近まで下落する可能性が出てきました。
ビットコインの10月27日の概況について解説します。
(この記事は10月27日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月26日午前7時からの動き
10月26日午前7時、715万円で推移していたビットコイン、
牽引役となると思われた日本時間に期待しましたが、不発となり720万円から708万円で小安い展開となります。
10月のMVPといえるNY時間も動きがなく、10月27日午前6時から大きく下落、
切り上がっていた短期サポートをブレイクし700万円を割れる展開に、
687万円まで下落した後午前7時現在は694万円で推移する展開となっています。
再び短期サポートが割れたことにより、不穏な空気を漂わせる展開となっています。
655万円から575万円程度までの調整も?!
週明けは元気に上昇していたビットコインですが、火曜日からの動きの方が週の動きの本番になりやすいため、
短期サポート割れはあまりいい展開ではありません。
直近の安値は676万円ですが、この安値は最高値から12%程度しか下がっておらず、
今まで一辺倒で上がっていた動きを考えるともう少し下がってもおかしくない状況でした。
最高値から15%から25%くらいの調整として、655万円から575万円まで一度調整するシナリオも考えておく必要がありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートはブレイクされたばかりで、
中期サポートの670万円が意識されています。
ここを下回ってくると、650万円が意識されるでしょう。
レジスタンスは短期レジスタンスが、724万円の位置にあり、ブレイクは難しい環境です。
逆張り思考の強い日本時間に特攻の買いが現れるかもしれませんが、
本番は午後6時〜11時になると思われます。
まとめ
ビットコインは短期サポートをブレイクし、一転して大ピンチに変わっています。
前回の安値676万円は調整不足感があるため、650万円〜575万円程度まで大きく下がるシナリオも発生しそうです。
10月27日は午後6時〜午後11時の動きに注意しましょう。