ビットコインは10月29日の深夜、6分間で690万円から660万円に下落し、
1時間半程度で7%戻す荒い展開が見られました。
現物の利食いと短期筋の買いが交差したかのような動きで、
この売りと買いも両方焼く、両面焼きの動きが今後の上昇へのターニングポイントになる可能性がありそうです。
ビットコインの10月29日の概況について解説します。
(この記事は10月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月28日午前7時からの動き
10月28日午前7時、サポート割れ後で670万円の底値推移していたビットコインでしたが、
午前9時からは短期サポートが発生、午前10時に662万円で安値と同値になるも踏ん張り、
一転して欧州時間からは上昇の動きに変わります。
午後10時には701万円まで上昇しNYへとバトンタッチ、
ところがNY時間では大荒れの動きが発生します。
10月29日午前3時に660万円へと下落し安値を更新、
午前5時には709万円に上昇し高値を更新しボラタイルな動きになりました。
荒れ場になったものの、発生したばかりのサポートは維持し短期レジスタンスをブレイク、
方向性は上と見えそうです。
短期筋主導の上昇へと変化?!
今回の荒い動きは、深夜に6分で5%近く下落し、1時間半で7%以上戻す何がしたいのかわからない展開になりました。
仮想通貨ではよくある売りも買いも焼く、両面焼きの動きに近い動きです。
両面焼きの動きが出た後は相場の方向感が変わるターニングポイントになることは多くあります。
今回はずっと相場を牽引していた層からの最後の大きな売りが出てきて、
その後の上昇は出遅れていた短期筋が逆張りで買い上げたように見えます。
ポジションが軽く、買い手の主導が変わったことにより、再びセカンドステージへと移行し、
今後上昇していく可能性があるでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日はサポート、レジスタンス共にあまり動きがありません。
サポートは短期サポート、中期サポートが656万円付近にあり、
この水準を下回ってくるとロケットの発射失敗です。
レジスタンスは中期レジスタンスが730万円の位置にあるので、週末ブレイクするかもしれません。
まとめ
ビットコインは6分で5%近く下落する荒い動きを見せたあと急反発しています。
売り手が売り終わり、短期筋の買いが出たような動きで今後のターニングポイントになりそうな動きです。
週末の動きに注意を払いながら、流れについていきましょう。