ビットコインの週末の動きは、11月12日に710万円まで下がったものの、
その後は下げ進むことなく小動きになっています。
勢いが感じられず、
短期筋も再び覚めた冷静な目で見ていることから、今週は軟調な展開で下値を見に行く可能性が強まってきました。
ビットコインの11月15日の概況について解説します。
(この記事は11月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月12日午前7時からの動き
11月12日午前7時、740万円で推移していたビットコイン、
急落からの反転を狙いたいところでしたが、日本時間から悪い動きに終始します。
午後6時には727万円まで下落し、短期サポートをブレイク、その後中期サポートもブレイクして、
13日午前1時には710万円まで下落します。
その後は流石に反発し、724万円から744万円で推移をして、
15日午前7時現在は738万円で推移する展開です。
週末から一度下がるも、結局11月12日金曜日の朝の水準に戻っています。
短期筋が冷静で、エネルギー不足
現在の状態は、完全にエネルギー不足へと変わっています。
先週の最高値を更新するときは、短期筋に盛り上がりの兆しが見えましたが、
足元では再び冷静になり、最高値を更新して上に行くには、きっかけと牽引役が必要になります。
日本時間、欧州時間、NY時間共に牽引役になりそうな層が見つからず、
短期筋が興味を持つところくらいまで下落する可能性があるでしょう。
週末にサポートをブレイクしたことにより、今週は利食い売りに押されて、
軟調な展開になる可能性の方が強そうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、718万円の位置に短期サポートが、703万円の位置に中期サポートがある状態です。
中期サポートを割れると、700万円の節目を割り、下に行く可能性があります。
レジスタンスは短期レジスタンスが748万円の位置にあり、ブレイクを期待したいところです。
上値がジリジリ下がってきており、典型的な下落相場へとなりつつあります。
日本時間よりNY時間の方が売りが出てきやすく、注意が必要です。
まとめ
ビットコインの週末の動きは小動きとなりました。
一度短期サポート、
中期サポートを割ってきており、今週もしばらくは軟調な展開になる可能性が出てきています。
打開のために、短期筋が加熱するようなきっかけが必要そうです。