ビットコインの11月16日の動きは、日本時間の立ち上がりに上昇するも、
NY時間に売られる情けない展開になりました。
日本勢は自分達で相場を作る気概がなく、中途半端な買い上げで欧州、NY勢に回すため、
今回も週明けの日本時間が直近高値になる、下落相場でよくみられる展開になりました。
ビットコインの11月16日の概況について解説します。
(この記事は11月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月15日午前7時からの動き
11月15日午前7時、734万円で推移していたビットコイン、先物市場が開いた後に、
よく見られる日本勢の週明け買い上げが発生します。
週明け買い上げで、短期レジスタンスをブレイクし、午前9時には753万円、
午後6時には755万円まで上昇するも、最高値を目指さない、素人感が残る買い上げ方です。
本番のNY時間に入ると、案の定売りに押されて、16日午前6時には725万円まで下落します。
その後、午前7時現在は728万円で推移する展開です。
日本時間あるあるの週明け買い上げ!今月は軟調?!
今回、週明けの先物市場が開いたあと、買いが強まり、本番のNY時間に下落する軟調な相場で、
下落展開あるあるなみられる動きになりました。
日本勢は少し下がると、反射的に強気になるも、自分で相場を作る気概はありません。
そのため、日本時間に中途半端な買い上げが発生し、欧州、NY時間に綺麗に売られる展開は、
下落相場でよくみられる動きになります。
この動きで、今週ではなく、下手をすると、月末近くまで売られ続ける可能性が出てきました。
今週は週前半より後半、来週の方がアノマリー的に下落しやすくなり、特に注意が必要そうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期レジスタンス、中期レジスタンス共に720万円付近と、ブレイクのピンチから始まります。
まずはこれ以上下げないことが大事です。
レジスタンスは再び760万円の位置に短期レジスタンスが発生しており、深夜に大きく切り下がります。
日付が変わった後に大きな上昇が出来るかに注目しましょう。
まとめ
ビットコインは週明け日本時間で上昇したものの、その後下落するとても情けない展開になりました。
この動きによって、今週の後半から来週にかけてアノマリーが悪くなり、
月末近くまで軟調な展開になりそうです。
日本時間に買い上げ、NY時間に下落するお手本のような悪い展開が続いており、
大きな下落に注意しましょう。