ビットコインは3月26日、50000ドル手前で反発し、日本円では550万円を底値に、
3月28日午前6時には618万円まで値を戻しました。
その後、3月29日に入るとピークアウトし、3月29日午前6時現在、
605万円前後で推移しています。
3月29日のピークアウトは下落トレンドラインを意識した動きになっています。
3月29日のビットコインの概況について解説します。
(この記事は3月29日午前6時の情報で書いています。)
3月26日午前6時からの動き
3月26日はドルベースで50000ドル手前から始まり、50000ドル割れを想像させる弱い動きでしたが、
最近のトレンドとなっている日本時間の買いに助けられた形になりした。
徐々に切り返し、3月26日午後4時には582万円の短期レジスタンスをあっさりブレイク、
その後も短期レジスタンスを発生させない強い相場で、3月28日午前6時には618万円まで上昇します。
ここまでは調子は良かったのですが、3月28日の午後11時頃に短期レジスタンスが発生、
午前4時には600万円まで売られ、午前6時現在は605万円程度で推移しています。
下落トレンドラインに跳ね返された?!
チャートは以前引いたドルベースの下落トレンドラインです。
今回、57000ドルに到達することなく下落していることから、
この下落トレンドラインはまだ意識されているようです。
今後の節目として、57000ドルを突破し、長時間維持できるかが焦点となるでしょう。
日本勢は逆張り嗜好であるものの、すぐに利食いを行う傾向があるため、
本日の日本時間は期待外れかもしれません。
今日のサポート&レジスタンス
一気の上昇を成し遂げたビットコインでしたが、623万円の中期レジスタンスは突破出来ずに終わっています。
短期レジスタンスは620万円の所に発生していますので、
先ずはこの辺りをクリアできるかでしょう。
一方で短期サポートは599万円の所に切り上がってきています。
この辺りはブレイクされやすいですが、売りのエネルギーは限られていますので、
中期サポートまで一気に下落はなそうです。
下落トレンドライン手前でもみ合いの展開が予想されます。
まとめ
ビットコインは50000ドル手前から切り返した動きになったものの、
下落トレンドでライン近くの57000ドル手前で売られた動きになっています。
短期サポートが近く、ブレイクされやすい位置にありますが、
エネルギーは徐々に減っているため、下落トレンドを意識したもみ合いになりそうです。
今後は57000ドルを突破し、長時間維持できるかに注目です。