ビットコインの月初めの動きは、途中3.3%程度前日比上昇する場面があったものの、
値を消しマイナス圏へと沈んでいます。
直近安値の633万円に近い位置にあり、いよいよ底抜けが発生しそうな雰囲気です。
ビットコインの12月2日の概況について解説します。
(この記事は12月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月2日午前7時からの動き
12月2日午前7時、646万円で推移していたビットコイン、午前9時に642万円に落ちるも、
その後は横ばいの動きになります。
午後5時に656万円まで急騰するも、すぐ撃墜され、NY時間の12月2日午前1時に667万円に上昇するも二度目の撃墜がされ、
午前7時現在は643万円で推移しています。
下値付近では売ってこないのですが、中期レジスタンス近くになると売りが出てくる、とても悪い展開です。
いよいよ底抜けか?!
11月の相場は最高値をつけたあと、所々で反発しているものの、8割の時間で下がるような相場でした。
唯一11月29日の動きはしっかりしていましたが、月末、月初の動きを見ると、
この8割の時間で下げていく動きは変わっていないようです。
本日は12月に入り2営業日目となるため、一番その月の動きが出やすくなります。
本日の動きも不発だった場合、前回つけた633万円を下回り、600万円割れで12月は推移する形になるかもしれません。
中途半端に上昇したことにより、月足の形が不穏な形になっています。
FOMCの後はクリスマス休暇で動きが鈍くなり、コロナに加えてあまりいい話題がありません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、632万円の位置に短期サポートが、630万円の位置に中期サポートが控えています。
ここを下回ると、一気に下落してくる可能性がありそうです。
レジスタンスは短期レジスタンス、中期レジスタンスともに675万円の位置にあり、ここをブレイクできるかに注目です。
NY時間に3日続けて天井をつける形になっており、欧州時間あたりがきな臭そうです。
まとめ
ビットコインは12月入りしましたが、基調の変化は今のところ感じられません。
底抜けの可能性が高まっており、630万円を維持できるかで展開が変わりそうです。
足元にポジティブな材料はなく、12月は引き続き警戒が必要な動きとなっています。