ビットコインはおよそ2週間ぶりに中期レジスタンスをブレイクしました。
最高値を更新した後発生した中期レジスタンスは、ずっと重くのしかかっていたのですが、
3月29日の動きでようやく解消した形です。
今回の上昇は下落トレンドラインも抜けており、一定の強さを感じるため、
最高値を狙う動きになっていく可能性があります。
ビットコインの3月30日の概況について解説していきます。
(この記事は3月30日午前6時の情報で書いています。)
3月29日午前6時からの動き
ビットコインは3月29日の日本時間に想定通り少し売られたものの、
短期サポートの599万円間近で踏みとどまる動きとなりました。
日本時間が終わる午後4時から大きな動きが出て来て短期レジスタンスの620万円、
中期レジスタンスの623万円をブレイクします。
午後9時には638万円まで上昇する強い動きとなりました。
特に中期レジスタンスは3月14日に発生して以降、ロングタームの重しになっていましたので、
今回のブレイクは直近の状態を脱してきたと言えそうです。
一方で中期レジスタンスをブレイクして、爆発するポイントを突破してきている割には、
短期的な動きは弱く感じます。
日本時間に直近の高値を更新出来なかった場合は注意した方がいいでしょう。
下落トレンドラインを突破
今回の上昇により、ドルベースチャートの下落トレンドラインも明確に越え、更に維持できています。
最高値をつけてからこのトレンドラインを安定的に越えたことは無かったため、
マインドはかなり変化していると言えるでしょう。
最高値には届かないとしても、61000ドル位に戻す動きが考えられます。
今日のサポート&レジスタンス
昨日しっかり機能した短期サポートは、29日の朝の段階では動きがなく、
599万円付近にあります。
今の動きが続いた場合、本日の夜間に622万円辺りまで大きく切り上がるため、
夜間からはこの水準を見ていくといいでしょう。
短期レジスタンス、中期レジスタンスはまだ発生しておらず、
短期レジスタンスが最短で午後に入ってからの発生になります。
29日は日本時間が今後の動きを左右する、キーポイントになるでしょう。
まとめ
ビットコインは3月29日、およそ2週間ぶりに中期レジスタンスをブレイクしています。
下落トレンドラインも上回りとても強い動きです。
上に行くポイントに来ており、
展開次第では最高値を狙う展開になる可能性があります。
29日の日中の動きに注目しましょう。