ビットコインの12月8日の動きは、600万円に迫ったものの届かず、570万円に後退する動きとなりました。
本日は午後から短期サポートの切り上がりが激しく、下落する動きになると短期反発が終了し、
再び弱気に戻る注意が必要な相場です。
ビットコインの12月8日の概況について解説します。
(この記事は12月8日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月7日午前7時からの動き
12月7日午前7時、569万円で推移していたビットコイン、この日は株式市場の戻しを確認しつつ、ジリ高の動きとなります。
短期レジスタンスを発生させず、ジリジリ上がる動きで、日付が変わる頃には590万円をつけ、
600万円を視界に捉える動きです。
ただNY時間には再び売られ、12月8日午前7時現在は再び570万円付近で推移する展開になっています。
短期反発終了し、再び下落モードか?!
今回の動きで先物に開いた窓を埋めた形になっており、買い手は一応満足した可能性があります。
週末の土曜日に大きく売られた反動で短期の反発をしていましたが、
本日から再び下落モードに戻ってもおかしくありません。
丁度本日の午後から、短期サポートが大きく切り上がるため、下値を掘り進んでいく動きになれば、
再び500万円が意識されそうです。
底値を打ち、再び最高値を目指す動きになったと考えるのは、まだまだ時期尚早でしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日の短期サポートは、現在は545万円の位置にありますが、
正午からは直近の安値を起点とする水準まで切り上がります。
今の動きですと、562万円の位置となり、ブレイクされやすい動きです。
短期サポートをブレイクした場合、中期サポートの521万円が意識され、
ここを下回ると500万円割れが発生するかもしれません。
レジスタンスは中期レジスタンスが596万円の位置にあり、ここをブレイクできるかに注目です。
NY時間に弱いため、東京時間から特攻の買いが無いと、大きく崩れてくる可能性があるため注意が必要です。
まとめ
ビットコインは590万円まで上昇したものの、節目の600万円は戻すことができず、失速気味になっています。
この動きで短期反発が終了した可能性があり、再び下落モードに入る可能性が出てきました。
本日は短期サポートの切り上がりが激しく、ブレイクされやすいため、
速い下落の動きに注意が必要です。