ビットコインの12月17日の動きは、FOMC後の反発を消し、一時518万円に下落しました。
今週は海外がクリスマス休暇に入るため、買い手のポジション調整で一層の売りが警戒され、
400万円台に突入する可能性が高くなります。
ビットコインの12月20日の概況について解説します。
(この記事は12月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月17日午前7時からの動き
12月17日午前7時、547万円で推移していたビットコイン、FOMC後の雰囲気替えも失敗に終わったことから、ダラダラ下げモードに入ります。
午後4時には535万円の短期サポートをブレイクし、さらに売られる展開に、日付が変わる頃には515万円へと下落して、FOMC反発前の530万円を大きく割れてしまう展開です。
18日、19日は売り込まれることはなかったものの、19日の午後11時に550万円近くに急騰してから打ち落とされていることから、上値はまだまだ重そうに見えます。
午前7時現在は、535万円で推移する展開です。
地獄のクリスマス週に突入?!400万円台に?!
19日の午後11時に、550万円に急騰後、あっという間に元に戻ったことから、かなり売り物が多いと推測されます。
クリスマス休暇前にポジションを調整する動きは全く終わっていなそうで、今週は地獄のクリスマス週へと突入しそうです。
丁度日柄アノマリーも悪く、今週はどこからも大きな売りが出てきそうなため、下がっているから買うと痛い目に合うかもしれません。
クリスマス休暇後も税金調整の売りが出てきそうで、年内は厳しい展開が予想されます。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、524万円の位置に短期サポートが、523万円の位置に中期サポートが切り上がっています。
ここをブレイクした場合、500万円の攻防に移りそうです。
レジスタンスは551万円の位置にあり、依然として、価格以上の距離を感じます。
570万円の中期レジスタンスは11月10日から崩せておらず、週明けの何となくの買いで、ここを崩せるかに注目です。
まとめ
ビットコインの週末相場は、FOMC後の上昇を全て消し、再び底抜け警戒感が広がっています。
今週はクリスマス休暇に入り、一層の下落が警戒され、400万円台突入になる可能性がありそうです。
クリスマス休暇を抜けても、税金調整の売りが懸念され、年内は厳しい展開が続く予想となっています。