ビットコインの週末の動きは、14日のNY時間に突如反発をした後、その後は凪のような状態になりました、
30日間の予想ボラティリティの低下が見られ、今後も動きが小さい流れが続く可能性がありそうです。
ビットコインの1月17日の概況について解説します。
(この記事は1月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
1月14日午前7時からの動き
1月14日午前7時、489万円で推移していたビットコイン、午後9時に476万円まで下落するも、
その後は一気に反発の動きとなります。
午前9時には493万円へと上昇し、朝方からの下落を消す展開に、15日の午前6時には496万円へと上昇します。
その後は16日午前5時に500万円を少し超える、17日午前7時現在は493万円で推移する展開です。
下に行く動きも限られ、かといって上に行く元気は全く無く方向感がない相場です。
予想ボラティリティが低下!昨年5月以来の低水準!
下記サイトで確認できる30日間の予想ボラティリティは、本日の時点で2.5%と昨年5月以来の低水準です。
参照・・・https://www.buybitcoinworldwide.com/ja/volatility/
予想ボラティリティの低下は、市場のエネルギー不足を表します。
下落局面時に大きく下落することはありませんが、上昇も限られる展開になりそうです。
ゆっくりとした上昇時と、ゆっくりととした下落時に予想ボラティリティが低下するため、
今回は後者の動きをしているようです。
ゆっくり茹で上がる、『茹でガエル』状態になりつつあるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日は短期サポート、短期レジスタンスの位置が近く、ブレイクされやすい局面です。
短期サポートへは482万円の位置まで上がっており、正午から中期サポートも481万円へと切り上がるため、ここを下回ると再び最安値の458万円を目指しそうです。
レジスタンスは501万円の位置にあり、500万円の心理的節目を気にすることなく上昇できるかに注目です。
まとめ
ビットコインの週末相場は元の位置に戻り、動きに乏しい凪のような状態に変わっています。
予想ボラティリティが昨年の5月以来の低水準になっており、ゆっくりとした下落傾向が見られます。
本日は482万円を下回ると、直近の安値となる458万円を目指す可能性があり、注意が必要です。