ビットコインの2月2日の動きは、前日に450万円突破を失敗した影響からまた下落し、
一時418万円まで売られています。
株式市場が上昇しているにもかかわらず、下落をしたことから、『株式市場の下落に反応している』というのはデマカセだったと言えそうです。
ビットコインの2月2日の概況について解説します。
(この記事は2月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月2日午前7時からの動き
2月2日午前7時、445万円で推移していたビットコイン、前日の450万円乗せ失敗の影響が続き、上値が重い展開から始まります。
日中の高値は午前9時の446万円までに封鎖され、日本時間は動きがない状態へとなりましたが、
2月2日更新の記事で書いた通り、注意時間のNY時間に売られ、2月3日午前1時には424万円に下落します。
午前6時にさらに売り込まれ418万円に下落、午前7時現在は424万円で推移する展開です。
株式市場とビットコインは全く関係無し?!相関関係はデマカセ?!
ビットコインが下がる材料として、株式市場と相関していると言う人がいますが、
この日はNY株式市場が上昇気味です。
相関係数は0.2〜▲0.2の範囲は無相関となり、ビットコインと株式市場は殆どの期間、この範囲におさまります。
稀に0.2以上、▲0.2以下になったときも、±0.4を超えることがないため、捨て置いていい数値です。
このようなデマカセに惑わされ、『株式市場が上昇しているので買う』というのはやめた方がいいでしょう。
そもそも、ビットコインは米大統領選があった2020年末10月の113万円から、
最高590%上昇しており、株式市場の29.6%を大幅に上回っています。
相関関係が本当にあるなら、下に修正中で、まだまだ売り余力はあると考えるべきです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされたばかりで、中期サポートが辛うじて残っている状態です。
レジスタンスが下がってくるのは夜間以降になるため、NY時間に上昇できるかが鍵となります。
まだ300万円を目指す時期には早いと感じるため、下値は420-400万円、
上値は450-480万円におさまる、レンジを意識しましょう。
まとめ
ビットコインは株式市場が上昇しているに関わらず、下落しました。
株式市場と相関関係があるというのはデマカセのため、株式市場の動きを見て買うのはやめた方が良さそうです。
株式市場が大幅反発しない限り、下げ続ける相場展開になるかもしれません。