ビットコインの2月16日の動きは、前日の急騰の反動から、小安い展開に終始しました。
日足ベースの大きな枠組みでみたところ、昨年11月から始まる下落ラインは終了しているものの、
上昇ラインの角度は低く、600万円回復は3月中旬頃となりそうです。
ビットコインの2月17日の概況について解説します。
(この記事は2月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月16日午前7時からの動き
2月16日午前7時、509万円で推移していたビットコイン、
午前8時には518万円へと値を伸ばすもの、その後は尻すぼみとなっていきます。
510万円を挟んだ動きを続けていましたが、午後11時に500万円まで下落、
500万円割れの危機になったものの、少し切り返し、午前7時現在は509万円で推移する展開です。
短期サポート前の500万円で切り返しているため、大勢に影響は無いと考えられます。
日足の上昇トレンドは継続中?!600万円は3月中旬か?!
チャートはドルベースの日足チャートです。
大きな枠組みの中では、11月10日から始まった下落ラインは2月4日の上昇で終了し、
現在はまだ上昇ラインの角度を掴みに行っている段階と言えそうです。
今週の安値の480万円を起点に上昇ラインを引くと、600万円回復は3月中旬くらいになりそうです。
上昇ペースは遅いため、急騰といった形にはならないかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、前日から切り上がり、498万円の位置に短期サポートがあります。
まずは500万円を下回らないように注意が必要です。
480万円を下回った場合は、上昇トレンドの角度が否定されるため、一度やり直しになるでしょう。
レジスタンスは、519万円の位置に短期レジスタンスが降りてきており、ここの水準を上回れるかに注目したいところです。
ウクライナ情勢は膠着状態に入りつつありますが、小さなニュースでも一喜一憂される可能性があるでしょう。
まとめ
ビットコインは上昇への動きが乏しく、小幅安となりました。
上昇ラインは発生しているとみて良さそうですが、角度は低く、
今のペースだと600万円回復は3月中旬ごろになりそうです。
本日は500万円を引き続き割らずに推移できるか、480万円を割れた場合のやり直しに注意しましょう。