ビットコインの2月22日の動きは、417万円まで売り進められたものの、反発の動きとなりました。
ウクライナ情勢は依然緊迫しているとはいえ、NY株の下げは常識の範囲内であったことから、
休日明けの暴落を織り込んで売り急いでいた層が修正した形になります。
ビットコインの2月23日の概況について解説します。
(この記事は2月23日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月22日午前7時からの動き
2月22日午前7時、431万円で推移していたビットコイン、日本時間に買いは薄く、正午には417万円へと売り進められます。
ただ、NY株市場の下落は想定より小さかったことから、若干売り圧力は和らぎ、
欧州時間から徐々に上昇、午後11時には441万円へと値を戻します。
その後は午前7時現在、436万円で推移する展開です。
ウクライナ情勢を先取りし過ぎか?!
今回の反発は、底を打ったというよりは、日曜日から下げ続けて、マイナスを先取りし過ぎたことが影響したと考えるのが妥当そうです。
NY株の下落は常識の範囲内に留まったため、日曜日から月曜日にかけて下落を続けていたビットコインは、
急ぎ過ぎの修正が入るタイミングになり、一旦売り圧力が和らいだ形となります。
今の状況は、欧米各国はロシアに対して経済制裁を行うだけで、
欧米対ロシアの軍事衝突は避けられるという見通しは強く、この点をポジティブに捉えてマーケットが持ち直すかもしれません。
ただ、ウクライナ情勢は関係なく、仮想通貨市場全体が長期の冬の時代に入っていると考えるのが妥当なため、
反発もそこそこに再び売られる可能性の方が高いでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、412万円の位置に短期サポート、中期サポートが発生しています。
ここを下回ると400万円の攻防へと移りそうです。
レジスタンスは447万円へと短期レジスタンスが降りてきており、ブレイクのチャンスです。
417万円と400万円前半に落ちたことにより、一旦目標を達した感が出ています。
少し短期反発気味で推移していくかもしれません。
NY時間の深夜に売られる傾向が強く、
この時間の売りには注意したいところです。
まとめ
ビットコインは417万円まで売られたものの、一度小反発の動きとなっています。
ウクライナ情勢はまだまだ緊張が続くものの、売りが先取りし過ぎていたため、調整が入った模様です。
本日も短期反発気味に推移してくれることが期待されます。