ビットコインは2月28日の早朝に売られ、短期サポート、中期サポート共にブレイクされた状態から始まります。
週の始まり、2月月末の相場になりますが、サポートが長続きせず途切れたことにより、
月末〜3月相場入り後も弱含み、再び400万円の攻防を目指す可能性が出てきました。
ビットコインの2月28日の概況について解説します。
(この記事は2月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2月25日午前7時からの動き
2月25日午前7時、443万円で推移していたビットコイン、26日午前9時に465万円へと上昇するも、
休日によくある嵌め込みの動きだったようで、その後は横ばいとなります。
27日の午後10時から雲行きが怪しくなり、28日午前4時から突如急落、
午前6時には427万円へと落ち、短期サポートと中期サポートをブレイクします。
午前7時現在は438万円へと値を戻し、先物市場明けの窓埋めを試している段階です。
3月相場も期待薄?!再び400万円を目指すか?!
今回の動きで、短期サポートと中期サポートが分断されており、
買い手のマインドは整っていないと見るべきでしょう。
サポートが数日程度で終わってしまう動きはレンジ相場か下落相場で良くある動きで、
今の動きは上限を470万円付近、下限を400万円付近で見ていると考えられます。
今週は3月相場入りしますが、基本は下落基調が変わらず、
400万円を割れて、375万円の安値を更新するかもしれません。
月曜日の日本時間は、先物市場が開いた後に買いの動きが出やすいため、
上を目指すかも反応しれませんが、本番の夕方から夜間にかけて大きな売りが発生しそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期、中期サポート共にブレイクされたばかりで、発生は夜間からになります。
ここまでは様子見がいいでしょう。
レジスタンスは464万円の位置に短期レジスタンスがあり、ブレイクは難しそうです。
切り下がりは翌日早朝となるため、上昇するにしても3月入りしてからでしょう。
日中の上昇は騙しが多そうな動きをしそうで、注意が必要です。
まとめ
ビットコインは日曜日に売られ、短期サポート、中期サポート共にブレイクしてしまいました。
サポートをブレイクしたことにより、上昇基調ではなく、レンジ相場が濃厚となり、
3月も序盤は期待薄になりそうです。
本日は日中、騙しの反転が出やすく、夜間からの下げに注意しましょう。