ビットコインは大方の予想通り、4月7日は下落となりました。
前日のリップル上昇の流れを受け、日本時間では比較的買いが集まり、
小幅反発になる場面もありましたが、欧州時間から売られ下落ています。
この下落で短期サポートと中期サポートをブレイクしており、4月8日午前7時現在サポートを失い下落モードに突入している状態です。
ビットコインの4月8日の概況について解説します。
(この記事は4月8日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月7日午前7時からの動き
4月7日午前7時、ビットコインは635万円で推移していましたが、
午前10時には630万円丁度まで下落し短期サポートをブレイクします。
リップルの動きに釣られているのか、630万円丁度には何故か現物の買い板が厚く、
根負けしたショートの買い戻しが入り午後3時には645万円まで上昇するも、長続きしません。
欧州時間に入り売りが出てきて、NY時間も再度売り直され、
625万円の中期レジスタンスもブレイクし、4月8日午前4時には610万円まで下落します。
日本時間は粘るも短期筋が離散
4月7日の記事で書いた通り、ビットコイン市場は予想ボラティリティが低下基調でエネルギー不足です。
ここに来て、bybitの資金調達率が0.04%になるなど、
短期筋の離散傾向まで加わったこともマイナス材料になります。
ビットフライヤーFXで買いが旺盛なため、3月下旬と同じく、
再び日本勢の買上げ頼みの相場になりそうです。
4月に入り、3月の高値を抜けてくるような期待が出る展開になっておらず、
本格調整に入る可能性もあり、その場合再び5万ドルが意識されるでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
サポートは短期サポート、中期サポートともにブレイクされている状態で、
今の動きが続いたとして最短で今日の夜に609万円の所に発生する見込みです。
短期レジスタンスは646万円の所にありますが、夕方には降りてくるためブレイクしやすくなります。
先ずは安値を更新しないこと、短期レジスタンスをブレイク出来るかに注目です。
短期サポートが一度崩されたあとは、短時間で大きく下がることが多いため、
安値を更新したら様子を見た方がいいかもしれません。
先ずは日本時間の粘りに期待しましょう。
まとめ
ビットコインは短期サポートと中期サポートをブレイクし、下落モードに入った模様です。
直近の安値を今の動きが続いた場合、本日の夜に再びサポートが発生します。
先ずは本日の夜まで安値を更新せず粘るかどうかを確認するといいでしょう。