ビットコインの週末の動きは、ロシア軍がウクライナの原発を攻撃したことが嫌気され、10%近い下げになりました。
休日は小動きだったものの、再び438万円まで売られており、3月相場も暗転したと言えるかもしれません。
ビットコインの3月7日の概況について解説します。
(この記事は3月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月4日午前7時からの動き
3月4日午前7時、485万円で推移していたビットコイン、短期サポート、中期サポートをブレイクした悪い状態から始まります。
日本時間に謎の特攻が見られ493万円へと上昇したものの、その後、
ロシア軍がウクライナ原発を攻撃したというニュースが流れ、一気にリスクオフに、
再びサポートを発生させることなく、3月5日午前7時には443万円へと下落します。
休日は小動きだったものの、3月6日午後8時に、438万円へと下落した後、
3月7日午前7時現在は450万円へと戻して推移する展開です。
ウクライナ情勢悪化で再び暗転?!月足は悪い
ロシア軍による原発攻撃は、遠く離れた日本より欧州に衝撃を与えました。
ウクライナ情勢が最悪レベルまで悪化しており、欧州連合が仮想通貨規制を考えていることもあり、
再びビットコインが買われる理由は無くなりつつありそうです。
月足もかなり形が悪く、3月も前半の上昇の目が摘まれた形になります。
ビットコインは月の後半の方が下げやすいため、既にウクライナ情勢により、
相場は再び暗転したと考えるべきでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、432万円の位置に短期サポート、中期サポートが新たに発生した状態から始まります。
ここまでを死守して、1週間過ごせるかで、動きが変わってきそうです。
レジスタンスは、3月2日に発生した短期レジスタンスが461万円の位置にあり、週末も崩せていません。
レジスタンスが近い位置にあるため、この位置を一度到達した後に、
NY時間にかけて売られていく可能性がありそうです。
まとめ
ビットコインの3月相場は、ウクライナ情勢の悪化から再び暗転したようです。
ロシア軍の原発攻撃は特に欧州に与える影響が大きいため、収束の目処がつかなくなっています。
ビットコインは月の前半より後半の方が下げやすいため、前半から下がっている状態は悪く、
今後の価格の行く末には注意が必要となりそうです。