ビットコインの3月16日の動きは、一時450万円で売られたものの、その後再び470万円付近まで値を戻しています。
3月17日早朝にFOMCの要旨発表が予定されており、楽観傾向が続いているため、
ネガティヴサプライズに注意が必要そうです。
ビットコインの3月16日の概況について解説します。
(この記事は3月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月15日午前7時からの動き
3月15日午前7時、457万円で推移していたビットコイン、突如472万円へと上昇しますが、その後は長い上髭が重い状況に陥ります。
日本時間から下落し、午後4時には450万円へと下落、
このまま一気にFOMC警戒モードに突入する雰囲気でしたが短期サポートが機能し、
ジワジワと戻す展開に、16日午前5時には再び472万円へと戻し、午前7時現在は467万円で推移する展開です。
17日早朝に激アツFOMC!ネガティヴサプライズに警戒か?!
15日から16日にかけて、FOMCが開催され、要旨は日本時間の早朝(17日午前3時ごろ)に発表される予定です。
今回は従来の利上げペースを継続する見通しか、ウクライナ情勢に配慮しペースを遅くする声もあり、
いささか緩んだ状態で突入します。
緩んでいる状態でネガティヴな発表になった場合の方が、
市場に与える影響は大きいため注意が必要です。
ビットコインの動きも、FOMC前の1週間で売りこまれる動きはなかったため、
ネガティヴサプライズへの織り込みは不十分と見ます。
米国のインフレは足元ますます高くなっており、従来予想通りなら上昇、
ネガティヴなら大きく売られると激アツのFOMCとなる可能性がありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが448万円と動きがありません。
FOMC後もこの位置を維持できるかに注目です。
レジスタンスは477万円の位置に新たに短期レジスタンス、中期レジスタンスが発生しています。
FOMCが予想通りなら、この位置をブレイクし、500万円を試せるかもしれません。
まとめ
3月15日のビットコインの動きは、一時下落したものの、その後は値を戻す動きとなっています。
本日はFOMC要旨が発表予定で、ネガティヴな方向への折り込みがなく、
結果次第で波乱の可能性がありそうです。
17日の早朝の動きに注意しましょう。