ビットコインの3月16日の動きは、FOMC直前直後の混乱で、時間足が乱高下する展開となりました。
値が軽かった反面、2月、3月と方向感を出せておらず、ビッグイベント後の動きは非常に読みにくくなります。
ビットコインの3月17日の概況について解説します。
(この記事は3月17日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月16日午前7時からの動き
3月16日午前7時、469万円で推移していたビットコイン、日本時間から大きな動きが出て、
午前11時に493万円へと上昇します。
ところが1時間後には下落、459万円へと逆にマイナスになる展開に、
その後はFOMC前の午後11時に487万円へと戻してFOMCを待ちます。
FOMC発表直後は予定通りの利上げでしたが、ウクライナ情勢から緩く考えていた層から売られ、
17日午前3時に467万円へと下落、ただ大事には至らず、午前6時に492万円をつけて、
午前7時現在は487万円で推移する展開となっています。
ビッグイベント後の動きは？！2、3月の動きなら下落
FOMCというビッグイベントを無難に通過し、通常であればボラティリティが下がり、
ビットコインは上昇方向に傾く可能性の方が高いです。
ただし、日足チャートを見た通り、2、3月はガタガタの動きをしており、
上昇しても直ぐに下落パートへと移っています。
この動きを踏襲する場合は、再び下落となっていくでしょう。
現在の動きは読みにくく、500万円突破に苦戦するようなら再び下落するかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが454万円の位置へと切り上がっています。
FOMCで大きく動いたものの、短期サポートは維持されており、上昇トレンドが定着しつつある動きです。
レジスタンスは、498万円の位置に再び短期レジスタンスが、500万円の位置に中期レジスタンスが発生しています。
中期レジスタンスをブレイクできれば、530-550万円まで早いスピードで行くかもしれません。
まとめ
ビットコインはFOMCを無難に抜け、上昇基調を維持しています。
大型イベント後の方向感は読みにくくなりますが、上昇の可能性は高いものの、
2、3月の動きが続いているなら再び下落するでしょう。
本日は昨日までの強さを維持して、500万円をクリアできるかに注目です。
