週明けのビットコインは、一時最高値近くに上昇するも、その後失速してしまい、
4月13日午前7時現在、前日比小幅安の所で推移しています。
前日からの動きは短期サポートが維持されているため、上昇モードには変わりなく、
本日にでも最高値を更新してもおかしくありません。
懸念点として、上昇ペースが遅く、買いポジション維持のコストが高い短期筋が、
今の動きの悪さではついていけず、ポジション解消に動く可能性がある点です。
4月13日のビットコインの概況について解説していきます。
(この記事は4月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月12日午前7時からの動き
4月12日午前7時、654万円で推移していたビットコインですが、
午後4時には665万円の短期レジスタンスをブレイクし、669万円まで上昇します。
ただ、市場全体のエネルギー不足は変わらず、
ドルベースの最高値62000ドルとまで届くことなく失速、午後7時には651万円に戻ります。
その後は横ばいで推移し、4月13日午前7時現在、656万円で推移している状態です。
上昇モードに変わりなしだが・・・
頭を押さえられているような状態に見えますが、短期サポートは一度も割っていませんので、
上昇モードに変更は無いと考えます。
今の水準から3%程度上がれば、ドルベースで最高値を更新するので、
今日にも仕掛け的に買われ更新する可能性があるでしょう。
ただ、上昇のピッチが遅いところはマイナス材料です。
海外取引所の短期筋は買いポジション維持に1日あたり0.3%〜0.5%のコストを支払っていますので、
上昇ペースが遅いとポジション解消をする可能性があり、今の動きが3日間続くとこの動きが出てきそうです。
短期筋の離散には注意です。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが昨日より更に煮詰まり、650万円の所に上がってきています。
動きが悪いので、この水準を下回ったら一度様子を見ても良いのでは無いでしょうか。
レジスタンスは短期レジスタンスが、本日の午前中に669万円の所に発生し、
中期レジスタンスは変わらず670万円の位置にあります。
この水準を抜けて、爆発ポイントの686万円を抜け更に安定推移すれば、
一段階上を目指す可能性があるでしょう。
ビットフライヤーFXでの買いが強く、日本時間の動きに期待したい所です。
まとめ
ビットコインは上昇モードを維持し、最高値を更新する可能性があるものの、
短期筋が値動きの悪さを嫌気し離散する可能性があります。
海外より日本の方がマインドは良いため、日本時間での動きに期待したい所です。