ビットコインは3月1日午前1時に459万円手前まで売られたものの、
その後切り返す動きになっています。
サポートラインが発生したものの数時間で消え短期レジスタンスラインをクリアできず、
値幅を伴いながらジリジリ下がっている印象です。
本日から3月相場入りしますが、3月1日のポイントは、
500万円付近にある短期レジスタンスをクリアして維持できるか、
もしくは3月1日の安値458万円のサポートを維持できるかになります。
3月1日のビットコイン相場の概況について解説します。
(この記事は、3月1日 9時時点に書いています。)
2月26日からの動き
2月26日に509万円の短期サポートをブレイクしたあと、
2月26日の16時には479万円の中期サポートもブレイクし、新たな底値を探る動きとなります。
2月27日午前2時には516万円まで反発するも、
短期レジスタンスをブレイクすることなく失速しており上値の重さを感じざるを得ない展開です。
2月27日に一時的に短期&中期サポートが発生しましたが、
下落トレンドの中のサポートは売りに飲み込まれやすく、短命に終わっています。
3月1日の午前1時には459万円まで下落したものの足下では483万円まで切り返しています。
日足では下落トレンドが明らかなのですが、
ところどころで安値から7~9パーセント反発しており上昇も下落もペースが速く、
明確なトレンドが見えにくい難しい相場です。
特に日本時間の9時~15時ごろまで上げ、NY時間の23時以降に下げる傾向が、
ここ数日見られるため騙し上げには注意したいところです。
3月1日のサポート、レジスタンスと重要ポイント
3月1日9時現在、サポートラインは前日夜に消えていますので、
本日の夕方ごろ458万円のサポートラインが発生する予定です。
一方でレジスタンスは短期レジスタンスが500万円手前の498万円まで降りてきています。
中期レジスタンスはまだ遠いですが短期レジスタンスは現在価格から近いところにあり、
ブレイクして維持できれば相場の転換点となる可能性があるでしょう。
一方で、本日中に458万円を再び割ってしまったときはさらなる下落が予想されます。
去年の3月は中盤にかけて下落していっており、アノマリーでも3月は芳しくなく、注意が必要です。
まとめ
ビットコインは500万円を突破して維持できればターニングポイントとなる可能性があります。
逆に458万円以下になってくるようであれば、再度の底値探しが始まるでしょう。
3月はアノマリー的に下落することが多く注意が必要です。