ビットコインはセオリー通り、月初から下落の動きとなり、一時381万円まで下げています。
ロシア国債デフォルトの一報が流れて来ており、ビットコインも本流の弱気相場に戻ったような動きとなっています。
ビットコインの6月2日の概況について解説します。
(この記事は6月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
また午前0-2時に下落!6月1日午前7時からの動き
6月1日午前7時、407万円で推移していたビットコインでしたが、日本時間から凪の状態となります。
午後10時に412万円へと戻すも、NY株市場の寄り付きにに合わせるように下落、
ロシア国債がデフォルト扱いに変わった一報が流れ、下げ足を強めます。
6月2日午前0-2時には405万円から392万円へと下落、午前5時には381万円まで値を下げます。
その後は386万円で推移し、唯一の買向かいを続ける日本勢の動きを待っている状態です。
ロシア国債デフォルトが影響?!単純にショートの休み明けか?!
ロシア国債のデフォルトは時間の問題だったため、いささか過剰反応な気もします。
今回の要因を3つ考えると、
- ロシア国債デフォルトでリスクオフの動きが広がる
- FOMC前にポジションを軽くする動き
- 米国の連休明け後に1日経ち、再びショート勢が動き出した
となりそうです。
ロシア国債デフォルトはきっかけで、どちらかというとFOMCへの警戒と、
上昇はヘッジファンドなどのショート勢が休んでいた間のまやかしであったと考える方が適当そうです。
米国が連休に入る前の5月27日は360万円台前半だったため、この水準の振り出しへと簡単に戻るかもしれません。
参考(警戒モード)・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-302/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、396万円に切り上がった短期サポートがブレイクされており、
357万円の中期サポート頼みになります。
夕方から中期サポートが直近安値基準へと切り上がるため、夕方から夜間にかけての下げは危険なシグナルです。
レジスタンスは417万円の位置に短期レジスタンスがあり、ブレイクは難しそうです。
420-330万円のレンジ相場を意識して臨みましょう。
まとめ
ビットコインはロシア国債デフォルトの一報をきっかけに大幅下落の動きとなりました。
まやかしの反発は終了し、再び弱気相場で安値を探すかもしれません。
米国の連休前の、360万円前半まで、下げる可能性があるでしょう。