ビットコインは休日も売られて、一時237万円と200万円台前半まで一時売られました。
反発に乏しく、想定より底値は深そうです。
ビットコイン暴落の裏で、USDTテザーの時価総額が5月から減少する異様な事態が進行中で、
今回の下落は仮想通貨市場全体が終焉したかもしれません。
ビットコインの6月20日の概況について解説します。
(この記事は6月20日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
底値探し?!6月17日午前7時からの動き
6月17日午前7時、277万円で推移していたビットコイン、今年あまり無かった休日に動きが出ます。
6月19日には短期サポート、中期サポートをブレイクして、午前5時に237万円へと下落、その後は持ち直し基調で、短期レジスタンスをブレイクし、午前7時現在は277万円へと戻し、金曜日の午前7時時点へと戻っています。
売りも買いも動きが早く、大きな変動相場へと移行した模様です。
200万円位まで下落・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-314/
USDTの時価総額が5月から減少!仮想通貨の終焉か?!
ビットコインの下落の裏であまり注目されていませんが、5月から USDTテザーの時価総額が減少しています。
USDTテザーはドルペッグでドルに連動するステーブルコインで、他の仮想通貨との交換に使われるものです。
ビットコインが下落しているなら、USDTの時価総額も減っていると考えがちですが、
- 過去、ビットコイン下落時もUSDTの時価総額は増え続けた
- USDT時価総額の減少は USDTを自国通貨に戻す動きが超過
- 一度自国通貨に戻った資金が再び仮想通貨市場に戻るのはかなり先になる
と考えられ、USDTの時価総額減少は仮想通貨市場が本格的に終焉を迎えた証跡と言えるかもしれません。
今までは比較的短期間で500万円を戻す相場が発生していましたが、
短期の値幅を狙う待機資金が減っているため、次に500万円へと戻すのは数年先、
もしくは更に先になる可能性がありそうです。
ここまでの下落でも短期の逆張りが少なく、下げっぱなしになっています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、231万円の位置に短期サポートと中期サポートが集中しています。
夜間から253万円へと短期サポートが切り上がるため、本番は夜間からになりそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスがブレイクされた状態で、発生は先になりそうです。
サポート的には買ってもいい場面ですが、20日は日付アノマリーが悪く、
NY時間から値を消す動きが発生するかもしれず、逃げ足は早くしたほうがいいでしょう。
まとめ
ビットコインは遂に237万円まで下落しました。
下落の裏でUSDTの時価総額が減少しており、仮想通貨市場全体が既に終焉を迎えたかもしれません。
短期の反発も小さい、苦しい展開が今週も予想されます。