ビットコインは下げスピードは小さいものの、段々と安値を更新する、王道のような下げ方をしています。
中期サポートもブレイクされ、短時間で大きく下げていないため、
デイトレーダーも買いに妙味を持ちそうになく、6月19日以来の237万円を狙いそうです。
ビットコインの7月13日の概況について解説します。
(この記事は7月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
王道の下げ!7月12日午前7時からの動き
7月12日午前7時、短期サポートをブレイクし、278万円で推移していたビットコイン、
午前9時に271万円に下落した後、午後2時に275万円をつけ、その後はずっと下げる展開になります。
午後7時に268万円をつけ、中期サポートをブレイク、273万円に一度戻すも、
NY時間に再び下落、7月13日午前4時には263万円に下落し、午前7時現在は266万円で推移する展開です。
反発が弱く、サポートが発生する前に安値を更新する、王道のような綺麗で美しい下げ方ををしています。
墜落モード・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-330/
6月19日以来の237万円が視野に?!
現在の下げ方は、一直線で下げるのではなく、数日かけてジワジワ下げる展開です。
この下げ方をするときは、デイトレーダーの逆張り指標も売られ過ぎになりにくく、
反発が乏しい展開になりそうです。
ジワジワ下げて、最後のツメで大きく下げさせるのを売り手は狙っていると思われ、
心理的節目の250万円、6月19日以来の237万円が視野に入ってきています。
6月19日につけた237万円は日曜日だったため、先物市場は閉場しており、幻の価格です。
幻の価格は回収されやすく、今週末に向けて一押しの可能性が高まっています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、何もない状態からスタートです。
買いは安値を更新しないことを確認し、夜間からでいいでしょう。
レジスタンスは281万円の位置に降りてきています。
短期筋の買いすら勢いがなく、ブレイクは難しく、売り手は楽な展開が続きそうです。
まとめ
ビットコインはジリジリ下落し、いよいよ年初来安値が視野に入ってきたかのようです。
下げスピードがマイルドで短期反発も少ないことから、売り手は楽な展開が続いています。
250万円を下回り、先物市場で幻の価格となっている237万円を捉えるかに注目です。