ビットコインの動きが冴えません。
21日の動きは、短期レジスタンスブレイクに再び失敗した状態でジリ下げとなり、20日の小反発分を打ち消す動きになっています。
4月は月足ベースで陰線になりそうで、本格調整入りの気配が強まってきており、長期トレーダーは離れるべき局面です。
ビットコインの4月22日の概況について解説します。
(この記事は4月21日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月21日午前7時からの動き
4月21日午前7時、616万円で推移していたビットコインでしたが、下落していき短期レジスタンスからどんどん離れていきます。
午後8時には588万円まで下落し、午後11時には610万円に戻したものの、22日午後7時45分現在では582万円まで下落、短期サポートをブレイクする弱い動きです。
相場の牽引役だった日本時間に下落していることはマインドが非常に悪いと言えるでしょう。
下落は始まったばかり
短期を積み上げ長期になるため、長期の見通しはあまり立てないようにしていますが、今回は長期チャートについて少し触れてみます。
グラフはビットコインドルベースの月足チャートです。
ビットコインは連続で上げ2017年12月、2019年6月のような動きになったあと、8ヶ月から12ヶ月、7から8割の本格調整が行われます。
今月は陽線になるような雰囲気が無いため、長期の本格調整入りしたと考えると下落は始まったばかりでしょう。
短期的には売ったり買ったり収益チャンスを得られる場面が多々あると思いますが、長期トレーダーは、とりあえず季節が変わるまで買うのを見送ることがオススメです。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートが先ほどブレイクされ、中期サポートの579万円が焦点となっています。
レジスタンスは短期レジスタンスが612万円に降りてきており、ここをブレイクしなければ短期的にも買う場面にはなりません。
今日の注目は中期レジスタンスが午後から636万円まで一気に降りてくるため、売り圧力が増しやすくなる点です。
アノマリー的な日柄も良くなく、ネガティヴな材料ばかりなため、本日中にドルベースで5万ドル割れ、4月中に45000ドルを試す動きになるかもしれません。
まとめ
ビットコインは21日の相場で短期レジスタンスブレイクに再び失敗し、良いところがない状態で22日に返ってきています。
本格調整入りしている場合、下落はまだ始まったばかりとなるため、長期トレーダーは買うのを見送った方がいいでしょう。