ビットコインの28日の動きは、米国4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)が予想より悪化したものの、
逆に利上げペース鈍化と受け止められ上昇、底堅い展開となりました。
サポートを切り上げながら上昇する強い展開となり、月末も無難に通過しそうな雰囲気です。
ビットコインの7月29日の概況について解説します。
(この記事は7月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
7月28日午前7時からの動き
7月28日午前7時、309万円で推移していたビットコイン、FOMC後の余波が逆転する事なく、底堅い展開となりました。
午前11時に317万円へと上昇、午後9時に4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)が市場予想0.5%のところを、
▲0.9%の結果となり、305万円まで売られるものの、NY時間に回復、
29日午前7時には325万円をかすり、午前7時現在は322万円で推移しています。
FOMC後の余波・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-341/
米国GDP悪化!!NY勢は利上げペース鈍化をポジティブに?!
前日の午後9時に、4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)が発表され、結果は前回に続きマイナスとなりました。
この影響を受けて、ドル円は一時一円近く下落し、円安ドル高がかなり一服してきた雰囲気となっています。
経済指標悪化は、今度は9月開催予定のFOMCでの利上げを抑える効果があるとの思惑から、
ドル安が進み、ドル回帰仮想通貨安の動きが一服、ビットコイン高へとつながってきています。
来週は米国失業率の発表があり、再び米国の経済指標に関心が移るでしょう。
月末も無難に消化するかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、300万円の位置へと短期サポートが切り上がります。
週末にここをブレイクされなければ、強くなる可能性もあるでしょう。
レジスタンスは中期レジスタンスもブレイクし、上昇への道のりが出来ています。
上昇してきたら売る、日本人の悪い癖が出なければ、350万円を少し超えるかもしれません。
ただ、レンジ相場内の可能性もあるため、高値掴みには注意したいところです。
まとめ
ビットコインは米GDP悪化が利上げペース鈍化とポジティブに捉えられ、再び320万円台に戻しています。
底堅い展開が続き、月末も無難に超えるかもしれません。
レンジ相場の可能性もあり、高値掴みにならないよう注意しましょう。