ビットコインの週末の動きは、300万円割れから反転し、315万円まで値を伸ばしています。
週末の米国雇用統計は、非農業部門雇用者数変化が市場予想を上回り、ドル円が反転、
円建てビットコインにプラス材料となりました。
この結果を受けて、
今週は夏休みの薄商いが続き、売りが休むことから、ジリジリ買われる場面が出てきそうです。
ビットコインの8月8日の概況について解説します。
(この記事は8月5日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
8月5日午前7時からの動き
8月5日午前7時、299万円と300万円を割れる展開で始まっていたビットコインでしたが、
日本時間から円安を好感した買いが続きます。
午後3時には312万円へと上昇、一度307万円へと調整するも、
午後9時の米国雇用統計を無難に抜けると、午後11時には315万円へと上昇します。
土日は310万円-314万円の狭いレンジでの推移となりましたが、
8月8日午前6時に316万円をかすり、午前7時現在は314万円で推移する展開です。
高値付近で推移しており、薄商いの中、ビットコイン売りドル買いへの回帰行動が減っています。
ドル円は135円に?!米雇用統計は利上げアクセル全開?!
8月5日日午前9時にあった米国雇用統計は、非農業部門雇用者数変化が市場予想を大きく上回り、
来月のFOMCの利上げは再び0.75%の見通しが高まっています。
ドル円もこの結果を受けて、135円まで上昇し、円ベースでのビットコインの価格に追い風です。
現在は夏休み期間中で、ヘッジファンドや大規模投資家は板が薄いところを売ることなく、
ドル高ビットコイン安のドル回帰の動きが出にくくなっています。
ただ、ドル安は基本的に仮想通貨安に繋がることがセオリーのため、修正には気をつけた方が良さそうです。
チャートを見ると、より狭いレンジにドルベースでは変わってきており、
あまり上に行くようなチャートには見えません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが303万円の位置にあり、あまりブレイクされる気配はありません。
短期レジスタンスは321万円の位置に再び発生し、中期レジスタンスも同じ位置にあります。
ここを上回れるかに注目です。
まとめ
ビットコインは薄商いの中の、円安を好感した買いが続いています。
米国雇用統計の結果が良好で、来月のFOMCの波乱要因の前に、市場参加者も少ないことから、
一度弛緩するタイミングのようです。
本日は320万円を超えることが出来るかに注目です。