ビットコインの動きがおかしくなっています。
昨年の11月以降下落時にも相応の戻しがあったのですが、今回の下落では戻しが小さく、
長期トレードは勿論、2-5日位を基本とする、短期スイングトレードの買いも難しい相場です。
投資家がビットコインへの興味を失う、いわゆるオワコン化の兆候が見られ、
440万円あたりまで一気に下げる可能性が出てきました。
ビットコインの4月26日の概況について解説します。
(この記事は4月26日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月23日7時からの動き
ビットコインは4月23日午前7時の段階で557万円で推移していました。
ドルベースで5万ドル手前の反発をひととき見せていましたが、
あっさりと5万ドルを割れ午後5時には510万迄下落します。
その後は一定の反発を見せ、24日の午前5時には554万円まで上昇、
土曜日と日曜日はレンジ相場でしたが、26日早朝に大きく下落し529万円の短期サポートをブレイク、
509.8万円を付けるも中期サポートが機能し、その後518万円で推移しています。
反発が弱くなったビットコイン!440万円を試す?!
4月23日の記事で、『5万ドルを割れ、その後穏やかに』と書きましたが、
一定の反発はあったものの、想定よりかなり弱い反発にとどまりました。
多くの投資家が既にビットコイン投資から興味を失っている、
オワコン化したと思われてる可能性があるでしょう。
今の動きの下落ペースが続くと、想定より下ぶれた場合、
月末までに4万ドルの可能性が出てきて、円ベースで440万円を割れてくる可能性があります。
中期サポートを割ってくるようなら注意が必要です。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期サポートがブレイクされたばかりで、
中期サポートはブレイク手前でギリギリ508万円のところに残っています。
今の動きが続いたとして、短期サポートが出るのは日付が変わる頃で、
それまでは見切り買いをしにくいイメージです。
レジスタンスは未だ短期レジスタンスすらクリア出来ておらず、
朝の下落で更にブレイクが遠のきました。
中期レジスタンスが明日以降降りてくるため、本日から明日にかけて更に売られやすくなります。
日本時間に大暴落が無いと、中々あく抜けしないかも知れません。
まとめ
ビットコインは反発が小さい、投資家がビットコインから興味を失っている状態になっています。
今月中にも440万円まで更なる下押しの可能性があり、騙し上げも多いため、
短期も慎重に行なった方がいいかもしれません。