ビットコインの週明け相場は、一時270万円に下落したものの、サポートを下回らず反転、
283万円へと値を戻しています。
ジャクソンホールが終わった後の平日ですが、NYダウが下値を狙う展開にならなかったことに加え、
月末近くは売りが止みやすいことから一服する展開となりました。
ビットコインの8月30日の概況について解説します。
(この記事は8月30日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
8月29日午前7時からの動き
8月29日午前7時、274万円で推移していたビットコイン、午前8時に週明けの売りで270万円へと下落します。
日本時間の週明けから売りが出るのは珍しいですが、270万円を少し割れたサポート手前で反転、その後の日本時間は底堅く推移します。
午後10時からはNYダウが暴落とまではいかない範囲で踏みとどまり、ビットコインは反転、282万円の短期レジスタンスをブレイクし、30日午前1時には283万円まで上昇、午前7時現在は280万円で推移する展開です。
前日記事で買いた通り、下落相場とは言え、短期レジスタンスをブレイクするくらいの余力は残っていたようでした。
前日更新・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-361/
月末相場で一服程度?!NYダウ次第か?!
今回の動きは、8月も月末近くで下落は一旦弱くなるタイミングであったことや、
NYダウが思いのほか下がらなかったことから、なんとか踏みとどまったと言えそうです。
ただ、売り手は一服している程度の範囲は変わらず、NYダウが再び上昇し、
最高値を目指す展開にならなければ、9月の下落濃厚でしょう。
9月はFOMCに加え、ETH大型アップデート後の割高の修正と、変動要因が多くあります。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず268万円の位置のままです。
余裕がありますが、変動スピードが変わっている可能性があり、あっさりブレイクされると再び下落が開始します。
レジスタンスは短期レジスタンスがまだ発生しておらず、直近高値を更新できなければ、正午頃289万円で発生する可能性があります。
売り手はNY時間に活発になりやすく、日本人が寝ている時間が要注意です。
まとめ
ビットコインは月末近くで売り手が一服しており、週明けは上昇相場となりました。
NYダウが思いの外崩れず、安心感に繋がっています。
9月はFOMCやETH大型アップデートなど不安要素が多く、引き続きNY時間に注意が必要です。