ビットコインはETHのアップデート前は買いが先行していたものの、NY時間の深夜に売られました。
アップデート第一弾が始まった、ETHが日足上髭をつけており、
9月はETHをトリガーにした大暴落による200万円割れが現実味を帯び始めたかもしれません。
ビットコインの9月7日の概況について解説します。
(この記事は9月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
9月6日午前7時からの動き
9月6日午前7時、277万円で推移していたビットコイン、ETHに日本勢の最後の買いが入り、
前日比5%近く上昇したため、ビットコインにも買いが入ります。
午前10時には283万円へと上昇、一度276万円と下に戻るもの、
今度はドル円が142円をつけたことにより、日本勢の悪癖が出て、午後5時には284万円をつけています。
ETHアップデートが始まっても、特に動きはありませんでしたが、日本人が寝静まった深夜、
9月7日午前1時から下げ始め、午前5時には267万円へと下落し、サポートをブレイクします。
その後午前7時現在は270万円で推移する展開です。
270万円に引っかかっているように見えますが、ドルベースではチャートのようにレンジを完全にブレイクし底抜け、下落相場の始まりです。
ドルベースで底抜け・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-367/
ETHアプデ終了後大暴落?!いよいよ9月相場が本格化か?!
ETHの日足は、チャートのように、長い上髭を付け陰線に変わる、『首吊り陰線』の形に近くなっています。
ETHは底値から80%以上高い水準で、ビットコインの12%と比べ、アップデート期待で買われています。
アップデート後は、買われすぎの修正が起こる可能性が高く、15万円程度の元の適正価格に戻り、
釣られてビットコイン安、仮想通貨市場全体が売られるかもしれません。
ドル円は142円をつけ、ドル高で大規模投資家はドル回帰の動きを再び進めそうで、
NY株もジャクソンホール後売られ続けており、9月下旬にはFOMCと不安材料だらけで、
9月中の200万円割れが現実味を帯びてきました。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートはブレイクされたばかりで発生は、最短でも夕方ごろになりそうです。
レジスタンスは289万円で、とてもブレイク出来そうにありません。
NY時間は再び売られると思われ、日本時間に買う元気があるかに注目です。
まとめ
ビットコインは買いが先行していたものの、NY時間深夜に一気に売られる嫌な動きです。
ETHの動きが消され、ETHアップデート後の大暴落が現実味を帯びてきました。
9月中に200万円割れを試すかもしれなく、注意が必要です。