ビットコインの9月9日の動きは、10%の上昇を見せて、7月中旬の動きを模倣するような強い動きとなっています。
ドル高が1998年以来の高値を試す前に一服し、ドルベースの仮想通貨もドル回帰の動きが緩んだようです。
一方で、今週はETHのアップデート、マージの第二弾が週明けから予定されており、ボラティリティは高まる可能性もあります。
ビットコインの9月12日の概況について解説します。
(この記事は9月12日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
突如暴騰?!9月9日午前7時からの動き
9月9日午前7時、278万円で推移していたビットコイン、派手な動きでの暴騰を見せます。
284万円の位置にあった短期レジスタンスをブレイクすると勢いが止まらず、翌日には307万円へと上昇します。
休みも大きな売りはでず、しっかりした動きで、9月12日午前2時に311万円をつけて、その後は308万円へと戻し推移する展開です。
休み明けの先物市場の立ち上がりでは、朝から一段高をしそうな動きとなっています。
米ドル高が影響?!ETHアップデートに注意か?!
今回の動きは、7月20日頃に起こった、大きな動きに似た動きとなっています。
ECBが利上げを決め、ドル高が一服したことから、ドル回帰の動きが少し収まり、ビットコインの買いに繋がったようです。
ETHの第一段階アップデートも安定していることも安心材料となったのかもしれません。
今週は9月15日にETHアップデート第二弾が控えており、今の雰囲気では囃し立てる買いが入ってもおかしくありません。
ただし、来週にはFOMCが控えており、FOMC前の売りが一番キツくなることから、早晩元に戻る可能性もありそうです。
今週はどちらも動ける、流動的なスタンスを取ってた方がいいかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、299万円の位置に短期サポートが切り上がっています。
まずはこの水準を維持できるかに注目です。
レジスタンスは315万円、316万円の位置に短期サポート、中期サポートが発生しており、この水準のクリアで相場の強弱がわかれます。
日本人は『下がると買い続け、上がるとすぐ売る』動きをするため日本時間に売りが出ないか気をつけましょう。
まとめ
ビットコインはドル高が一服し、7月20日頃の動きに似た動きを見せています。
足元は高値で推移していますが、今週はETHアップデート第二弾や、FOMCが予定されており、相場が大変動する可能性もありそうです。
売りにも買いにも、相場の流れについていきましょう。