ビットコインの9月26日の動きは、株価は下落したものの、売りが出て来ず底堅い動きとなりました。
ドル円が145円近くに再び迫っており、本日は為替介入の危険性がありそうです。
ビットコインの9月27日の概況について解説します。
(この記事は9月27日午前5時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
278万円が鈍い?!9月26日午前7時からの動き
9月26日午前7時、269万円で推移していたビットコイン、日本株やダウ先物が下落していたにも関わらず、しっかりした動きになります。
午前7時につけた267万円が底値となり、午後4時から反発、午後6時に278万円を回復します。
午後11時、9月27日午前4時に278万円をつけるも、短期レジスタンス手前で失速し、
午前7時現在は277万円で推移する展開です。
NYダウが下落しているものの、ビットコインはあまり売られない展開が続いています。
本日は為替介入?!145円が防衛ラインか?!
ビットコインは278万円手前で足踏みしており、依然として勢いは感じません。
売りも少ないことから、相場は落ち着いていると言うよりは、『売り手のヘッジファンドは興味を無くし、買い手は既に死亡』で、
焼け野原に誰も居なくなったと言った方が適切かもしれません。
本日はドル円が再び145円に迫ってきています。
先週の日銀決定会合で演出に失敗したことから、積極的に介入ラインを探る動きです。
前回と同じなら、政府は145円を防衛ラインと置いている可能性が高く、本日は介入に注意しなければいけません。
先週の介入では、ドルベースでビットコインが買われる摩訶不思議な現象が起こりましたが、
今回はそのまま円ベースの仮想通貨に悪影響を及ぼすかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、264万円の位置に短期サポートが、中期サポートは260万円の位置に切り上がります。
この位置を下回らないような動きは重要です。
レジスタンスは、279万円の位置に短期レジスタンスが、
283万円の位置に中期レジスタンスが降りてきています。
ここをブレイクして、FOMC後に幻となった288万円に迫りたいところです。
まとめ
ビットコインは軟調な展開に終始しているものの、レジスタンス手前に上昇しています。
本日は145円の防衛ラインに迫っており、為替介入が行われる可能性が高いかもしれません。
底堅く推移するビットコインに悪影響を与えるでしょう。