ビットコインの連休中の動きは、上値が限定される動きとなりました。
10月相場に入った後も重苦しい雰囲気は続いており、2017年の相場と同じ動きをするなら、
10-12月に安値を更新し100万円程度を狙うかもしれません。
ビットコインの10月3日の概況について解説します。
(この記事は10月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
短期レジスタンスブレイクも上値が重い!9月30日午前7時からの動き
9月30日午前7時、280万円で推移していたビットコイン、午後11時にNY株が底堅かった事を受けて、反発に入り、288万円の短期レジスタンスをブレイクし、292万円へと上昇します。
ところがこの水準はあっという間に元に戻り、10月相場は再び280万円近くに下落、連休中も特にいいところはなく、10月3日午前7時現在は278万円で推移している展開です。
10月相場入りした後も上値は重苦しい、弱い動きから入る事となりました。
10-12月に100万円程度まで下落?!大底はどこ?!
大底値がどこになるかを模索した場合、2017年ごろの相場を参考にしてみるといいでしょう。
2017年は240万円から30万円台まで85%程度下落しており、その際は370日営業日かっています。
今回の最高値更新から起算すると、2022年11月下旬くらいが怪しく、その前後となる10-12月に大きな下げをして、大底を付けるかもしれません。
高値から85%下落すると考えた場合、大底値は100万円程度となります。
NY株価は連日下落を続けており、11月はFOMCが11月初めに控えています。
株価が大暴落となると、ビットコインも一気にこの水準に近づくかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが272万円の位置となっています。
足元はビットコインは渋とく買われていますが、中期サポートの268万円を守れるかに注目です。
レジスタンスは週末に発生した短期レジスタンスが286万円の位置に降りて来ています。
この水準を上回っても、一時的に終わる動きなら注意が必要です。
まとめ
ビットコインは10月相場入り後も弱く、上値が重い展開となっています。
2017年の相場から見ると、2022年10-12月に大底値を付けるかもしれなく、100万円程度までの下げも考えられます。
来月のFOMC、NY株の下落など懸念材料は揃いつつある状況と整理しましょう。