ビットコインはNY株価の反転も落ち着き、下落したとから横這いの展開となっています。
300万円トライに失敗した形になっており、本日午後9時30分に始まる米雇用統計が予想よりいいと、逆流が始まりそうです。
ビットコインの10月7日の概況について解説します。
(この記事は10月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
動きがない?!10月6日午前7時からの動き
10月7日午前7時、289万円で推移していたビットコイン、1日を通して288万円-295万円の推移に落ち着きます。
まず、日本時間の午前11時に295万円に到達するも、高値を明確に更新するのには至らず、
午後11時にはNY株の下落を反映し、288万円へと下落します。
その後は動きが乏しく、午前7時現在は289万円で推移する展開です。
本日は米用統計?!予想よりいいと大暴落か?!
本日は米国で失業率や雇用者数を発表する米雇用統計となります。
重要指標のトップに入る指標のため、発表の午後9時30分には波乱含みとなりそうです。
結果が予想より悪いと、金融引き締め軟化期待が膨らみ株価が上昇、ビットコインにもプラスですが、結果が強いと11月初旬のFOMCへの警戒から、一気に逆流するかもしれません。
既に市場は景気悪化と利上げペース鈍化を織り込んでいますが、FRB高官は『景気が悪化しても利上げを続ける』と発言しており、市場の勘違いを正す動きにも注意したいところです。
本日のサポート&レジスタンス
本日はサポート、レジスタンス共にかなり煮詰まっている形になります。
サポートは短期サポートが283万円の位置へと上がり、ここを下回ると動きが出そうです。
週末の薄商いの中、ショートを仕掛ける動きには注意したいところです。
レジスタンスは299万円に短期レジスタンス、297万円に中期レジスタンスが変わらず留まっています。
300万円トライで雰囲気も変えられるかもしれませんが、300万円をわざと少し超えて、失速する動きをするかもしれません。
まとめ
ビットコインは6日も横這いの動きで終始しましたが、300万円トライに失敗した形になっています。
本日は午後9時30分から米国雇用統計があり、大きな動きに注意したいところです。
市場は景気悪化と利上げペース鈍化を既に織り込んでおり、逆流の動きが発生するかもしれません。