ビットコインの12日の動きは、スピードが乏しいものの、ドル円が146円を超えたことから、円ベースでジリジリ上昇する動きとなっています。
本日は午後9時30分から米CPIが発表予定で、既に市場は横這い下落を完全に織り込んでいるため、
結果が予想通りでないと暴落の可能性を秘めています。
ビットコインの10月13日の概況を解説します。
(この記事は10月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
ジリジリ上昇?!10月12日午前7時からの動き
10月12日午前7時、277万円で推移していたビットコイン、終日しっかりとした動きになります。
下げらしい下げもなく、NY株も落ち着いた動きだったことからジリジリ上昇する展開に、
午前7時現在は281万円へと回復して推移する展開です。
短期サポート、中期サポート手前で持ち直した動きとなっており、一度レジスタンスをブレイクしそうな気配があります。
ドル円は介入前を更新!本日は米CPIで暴落?!
ドル円は事前予想通り、介入は無く、前回介入前の146円を突破しています。
岸田首相による、『日銀総裁前倒し交代を否定』との報道もあり、
来年4月までは介入も政策変更もない『安心円売り相場』の思惑が台頭しそうです。
話しをアメリカにすると、本日は午後9時30分から米CPIが発表予定となっています。
市場は消費者物価指数が8.3%から8.1%に下がる『横ばいからやや下落』を既に織り込んでおり、仮に9%の結果が出ると大きなネガティヴサプライズとなるため、注意が必要です。
その場合、年内は2回FOMCが残されており、1.5%の利上げ、ドル円も1990年の160円がターゲットとされそうです。
為替介入は来年4月以降・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-390/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、275万円の位置に短期、中期サポートがある状態です。
米CPIの結果次第でここを下回ると、大きく動く可能性があります。
レジスタンスは286万円の位置に短期レジスタンスがあり、この位置を一度超えるかもしれません。
午後9時30分からの動きに注目です。
まとめ
ビットコインはドル高円安に助けられ、ジリジリ上昇する動きとなっています。
本日は米CPIが予定されており、期待通りの結果にならないリスクに注意が必要です。
午後9時30分から波瀾することがあるため、夜間からの動きに注目しましょう。