ビットコインの10月18日の動きは、300万円回復に突入し、下落モード入りが濃厚となっています。
為替も不可思議な動きで、150円を狙う動きとなっていますが、午後6時に1円程度下落をしており、
小規模の覆面介入を行なっている可能性が出てきています。
ビットコインの10月19日の概況について解説します。
(この記事は10月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
300万円トライ失敗?!10月18日午前7時からの動き
10月18日午前7時、290万円で推移していたビットコイン、午後3時に293万円へと上昇したものの、その後はジリ安の展開となります。
NY株は続伸で始まったものの、反応は鈍く19日午後4時には285万円へと下落する展開に、午前7時現在は287万円で推移する展開です。
300万円回復に失敗し、前日ブレイクしていた短期レジスタンス、中期レジスタンスが復活しており、早々に293万円の高値を更新できなければ、再び下落モード入りが濃厚です。
為替は覆面介入?!効果が薄すぎて空気扱い?!
ドル円は150円に迫っていますが、午後6時に1円程度円高に触れており、覆面介入が行われたのではないかといった動きです。
13日にも、日銀当座預金に不明な差異があり、介入を報告していないものの、
5000-1兆円程度の覆面介入を行ったのではという噂があり、財務省は覆面介入を続けているかもしれません。
下落ペースを緩やかにする目的と言い訳しそうですが、小規模の覆面介入は限られた実弾を無駄に使用するどころか、投機筋は『介入されてもこの程度』と安心し、逆効果に終わってしまいます。
円安ペースを緩めたいなら、日銀総裁の前倒し交代を議論した方が現実的でしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、280万円の位置に短期サポートが残っている状態です。
280万円を割れる可能性があり、再び260万円程度まで下落するかもしれません。
レジスタンスは300万円の位置で、再びこの水準に浮上できるかに注目です。
ドル高は長期的なビットコイン安となるため、修正に気をつけましょう。
まとめ
ビットコインは300万円トライに失敗しており、再び下落モードに突入した可能性があります。
為替では覆面介入実施の可能性があり、規模が小さいことから益々なめられ、円安が進みそうです。
ドル高がビットコイン安につながるため、修正には気をつけましょう。