ビットコインの10月月末相場は、動きが少なく304万円で横ばいの動きとなりました。
円安が進んでおり、再び150円に近づいていることから、
本日からFOMCにかけて大規模為替介入が行われる可能性があり、相場を冷やしそうです。
ビットコインの11月1日の概況について解説します。
(この記事は11月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
310万円天井濃厚?!10月31日午前7時からの動き
10月31日午前7時、305万円で推移していたビットコイン、日本時間は動きがなかったものの、
夜間から上値更新を試す展開になります。
午後7時には309万円へと上昇し、29日につけた310万円へと迫る展開に、
ところが午後10時45分のシカゴ連銀景況指数が予想より悪かったことにより景気悪化を嫌気しNY株が売りで反応、
ビットコインも301万円に押し戻されます。
その後は11月1日午前7時、301万円で推移する展開です。
ドル円が150円に迫り介入注意!9-10月の介入額は10兆円?!
ビットコインはドルベースで下落していましたが、再びドル円が円安方向に傾き横這いの動きとなっています。
防衛ラインと思われる150円に迫ってきており、FOMC開催前より先制して奇襲介入が行われるかもしれません。
10月の介入額は6.4兆円と発表があり、9月と合わせると9.1兆円程度を介入しています。
政府が直ぐに使えるドルは、当初『180兆円分の18兆円程度』と言われていましたが、
介入ペースが早く強いことから、既に使えなかった部分のドル化の目処が立っている可能性が高く、
介入金枯渇は期待しない方がいいでしょう。
11月3日深夜のFOMC前の奇襲介入と、FOMC後の追撃介入に注意したいところです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは中期サポートも切り上がり、298万円付近を割れると上昇トレンドも終わりそうです。
この水準で踏みとどまれるかに注目しましょう。
レジスタンスは314万円の位置に短期レジスタンスが動かず残ったままです。
どちらにも行くチャンスはありそうですが、高値を抜けれなかったことにより、310万円の天井が意識されやすくなります。
まとめ
ビットコインの月末の動きは、大きな動きがなく横ばいとなりました。
ドル円が150円に迫ってきており、再び円買い介入の可能性が出てきているでしょう。
FOMC前後が危険で、奇襲介入と追撃介入に注意しましょう。