ビットコインの11月9日は2日続けて暴落し、遂に円ベースでの年初来安値も更新しました。
8日深夜にはバイナンスによるFTX買収合意発表が出ましたが、実現性に乏しい、
悪い言葉で言うと『嘘ぱっち合意発表』であったため、FTXへの信用不安が発生しています。
ビットコインの11月10日の概況について解説します。
(この記事は11月10日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
年初来安値安値更新!!11月9日午前7時からの動き
11月9日午前7時、250万円に落ちた後274万円で推移していたビットコイン、夕方以降に下がり始め押し返す事ができません。
NY時間には250万円を割れ、下げ足を強める展開に、11月10日午前7時に228万円をつけ、232万円で現在推移している状態です。
6月の年初来安値237万円を超え、228万円に下落しており、遂に円ベースでの年初来安値も更新しました。
取引所FTX!!バイナンスによる買収合意発表は嘘っぱちで信用不安
11月8日の深夜にバイナンスによるTFX発表報道があり、情報が錯綜していましたが、どうやらこれはバイナンスとFTXによる嘘情報のようです。
今回の買収は米国部門を除くFTX事業をバイナンスが買収するとのことでしたが、
- バイナンスCEOは米国部門の買収にこだわっていること(米国当局との調整時間は無く、ほぼ不可能)
- FTXの資産査定をしていない段階だったこと(検討に入る段階で買収合意では無い)
- 合意が撤回できるとバイナンスCEOが発表していたこと
から、発表はミスリードを誘う内容だったようです。
事実、直近でバイナンスが買収方針撤回報道が流れ、FTXへの信用不安を増大させています。
嘘情報を出さないといけないくらいFTXは追い詰められていると取られ、破綻への秒読みかもしれません。
FTXトークン超暴落・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-409/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは発生しておらず、最後の大暴落の可能性があります。
200万円を割れると150万円が意識されます。
レジスタンスは短期レジスタンスが272万円と、ブレイクは厳しそうです。
円安で600万円から買っていた、日本勢を巻き込んだ売りをショート勢は狙いやすく、日本時間の大幅下落に注意しましょう。
まとめ
ビットコインは暴落し、年初来安値を更新しています。
バイナンスによるFTX買収は嘘発表だった模様で、FTX破綻が秒読みとなりました。
本日、200万円割れの可能性があり、忙しい1日になりそうです。