ビットコインの平日月初の動きは、上昇の動きになっています。
ただ、日本時間に上昇したあと、欧州時間に売られていますので、
5月相場の方向性は見えてきていません。
そんな中、バイビットで大型スリップが発生しており、不安定さを感じる相場になってきました。
ビットコインの5月4日の概況について解説します。
(この記事は5月4日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
5月3日午前7時からの動き
5月3日午前7時に620万円で推移していたビットコイン、
月曜日の日本時間は力強く上昇の動きを見せます。
午前10時には636万円の短期レジスタンスをブレイク、
午後4時には642万円の中期レジスタンスをブレイク、午後5時には646万円まで上昇しますが、
欧州時間からNY時間に入り調子が悪くなり、5月4日の午前6時には617万円まで下落し、
前日からの上昇をほとんど消している状態です。
海外取引所バイビットで大型スリップが発生!
5月3日午後10時頃に海外取引所のバイビットで大型スリップが発生しています。
チャートは1分チャートですが、このときに57900ドルから54537.5に一気に下がる大暴落です。
他の海外取引所は57400ドルくらいしか下がっていないため、
バイビットだけスリップが発生した模様です。
原因は誤発注だったのかわかりませんが、バイビットは日本人利用者が多く100倍までレバレッジがかけられるため、
一瞬で資産を失った人もいるかも知れません。
こういった大型スリップは去年も見られましたが、一度発生すると暫く同じような動きが出てきやすくなり、
相場が不安定になる傾向があるため注意が必要です。
今日のサポート&レジスタンス
5月3日の日本時間に折角上昇したものの、値を消していますので、依然として方向感が定まっていません。
サポートは短期サポートが615万円のところに切り上がってきており、
中期サポートは612万円の位置にあります。
ここを下回ったら、下値を探りに行く展開になりそうです。
レジスタンスはまだ出ていませんが、今の動きが続くと、
午後から648万円のところに短期レジスタンスが発生します。
昨日に続き日本時間の買いに頼りたいところです。
まとめ
ビットコインは日本時間に上昇するも、その後下がり5月相場の方向感が出ていません。
海外取引所のバイビットで大型スリップが発生しており、投資家心理を悪くしています。
サポートがブレイクされやすい位置にあるため、日本時間の買いに期待したいところです。