ビットコインの週末の動きは、227万円へと一時下落したものの、再び230万円手前に戻っています。
サポートもレジスタンスもブレイクせず、ほとんど動かない動きですが、
今週は週央に米GDP発表とFRB議長発言があるため、このタイミングで動き出しが期待されます。
ビットコインの11月28日の概況について解説します。
(この記事は11月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
買い手は死滅?!11月25日午前7時からの動き
11月25日午前7時、230万円で推移していたビットコインでしたが、午後1時に227万円へと売り込まれるも、短期サポートをブレイクする動きになりません。
NY時間から回復するも、買いの動きは乏しく、その後は232.6万円-230万円で推移する展開です。
売り手は少ないものの、
今まで暴落局面で必ず見られた『短期の買い手の動き』が力なく、FTX破綻の影響からか、
短期筋の買い手も死滅したかのような動きになっています。
今週は米GDP発表?!景気減速に注意か?!
今週は11月30日の夜間に米GDPの発表が控えています。
現在の市場は、既に米利上げペース鈍化を織り込んでいますが、想像以上に景気が減速している事にも過敏に反応しそうな展開です。
ドル円は139円台で落ち着いていますが、130円を目指すような展開になると、円ベースのビットコインにも悪影響をもたらすかもしれません。
米GDP発表後には、FRB議長の発言もあるため、こちらにも注意が必要です。
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本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが223万円、中期サポートは222万円の位置に切り上がっています。
レジスタンスは短期レジスタンスが236万円、中期レジスタンスが238万円と、レジスタンスとサポートの差が縮まり、濃縮された状態です。
週明けは先物市場が開くタイミングで動きが出やすく、どちらかに触れた場合は大きく動く可能性もあります。
11月末に近づき、そろそろボラティリティが欲しいところです。
まとめ
ビットコインはほとんど動きが無い、凪の展開が続きました。
今週は週央にかけて、米GDPの動向から動きが出そうな雰囲気です。
11月も終わりに近づき、ボラティリティが戻ることに期待しましょう。