ビットコインはどうやら中期的な下落相場入りしたようで、3月は大暴落の危険性が出てきました。
上昇相場は、①ドル高②2月の月足おおきな陽線相場の失敗③3月はFOMC開催 を理由とし終了したと考え、3月は大暴落相場が発生するかもしれません。
ビットコインの3月1日の概況を解説します。
(この記事は3月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
力なく下落?!2月28日午前7時からの動き
2月28日午前7時、318万円で推移していたビットコイン、午後11時に322万円と上昇するも、NY時間に売られる展開になります。
3月1日午前6時には313万円へと下落、その後午前7時現在は316万円で推移する展開です。
仮想通貨の主役であるNY時間に売られる展開は良くなく、2月の最終日はイマイチな結果で落ち着いています。
大暴落相場発生?!上昇相場が終了したと考える3つの理由
前日の動きで、ドルベースの月足陽線は更に縮小し、殆ど上昇幅を消した状態です。
上昇相場が終了したと考える理由を整理すると、
- ドルインデックスがドル高
- 2月月足の長い陽線は否定
- 3月はFOMCで大警戒モード
の3つが挙げられます。
ドル高はドル回帰を招き、前日の動きで月足の長い連続陽線は否定され、ファンダメンタルもテクニカルも悪化しています。
更に警戒したいのが3月下旬に予定されるFOMCで、前回の議事録からタカ派が多いことが知られ、市場の『年内後一回0.25%利上げ、2023年後半から利下げ』も否定されている環境です。
3月は0.50%の継続利上げに戻る可能性がある、灼熱のFOMCとなり、長ければ金融政策の見える夏頃まで不安定となるでしょう。
相場はドル高の割に高い水準を保っており、280-250万円へと戻る可能性があります。
短期戻しは終了?・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-483/
本日のサポート&レジスタンス
309万円を下回ると、300万円を一気に狙いそうな怖い相場となっています。
レジスタンスは328万円に再び発生し、下落相場なら抜けられないまま下にいきそうです。
まとめ
ビットコインは2月月末相場も下落し、月足の陽線をほとんど消す状態になりました。
①ドル高②2月の月足長い陽線相場の失敗③3月FOMCから反発の動きは終了したと考えられ、3月は大きく売られる可能性があります。
280-250万円まで下がる展開に注意しましょう。