ビットコインはドルベースで下落しています。
前日にFRBパウエル議長が利上げ再加速発言をしており、ドル円は137円の直近高値付近に、
ドルインデックスも大きく上昇し、NY株が下落とファンダメンタルが悪化しています。
この動きにより、仮想通貨の割高水準も夢から覚める可能性が出てきました。
ビットコインの3月8日の概況について解説します。
(この記事は3月8日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
パウエル発言で下落!3月7日午前7時からの動き
3月7日午前7時、305万円で推移していたビットコイン、NY時間まで凪の動きとなります。
日付が変わった後、パウエルFRB議長の講演が始まり、利上げ再加速について言及、
一時300万円割れまで売られる展開に、ドル円が円安にふれた影響から、直ぐに306万円に戻りましたが、
その後もジリジリ仮想通貨は売られ、3月8日午前7時現在は303万円で推移する展開です。
株安&ドル高で悪化!!再加速発言で夢から覚めるか?!
前日のパウエルFRB議長の利上げ再加速発言で、株安とドル高が進んでいます。
株安は仮想通貨投資家のリスク許容度を低下させ、ドル高はドル回帰を招き共に悪材料です。
2023年に入り仮想通貨市場はドル安を材料に上昇していましたが、
ここに来て土台は崩れつつあるものの、高い水準を保ち現在は割高で放置されています。
3月下旬にFOMCが予定されており、FOMC前から大きなリスクオフの動きになると、
流石に夢から覚め、ビットコインも今の価格を保てなくなるでしょう可能性が高いでしょう。
具体的には今週金曜日(米雇用統計発表予定)のゴトウビから大きな下落へと発展しそうな雰囲気です。
経済イベントラッシュ初戦は黒星となりました。
経済イベントラッシュ・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-487/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず296万円の位置にあります。
この水準を下回ると、一気に280万円くらいまで売られてもおかしくありません。
レジスタンスは313万円の位置で、現在はまだ揉み合っている段階です。
円安で買う、日本勢に期待しましょう。
まとめ
ビットコインはパウエルFRB議長の発言でドル高&株安が進み値を下げています。
経済イベントラッシュ初戦は悪化で、ビットコインの割高な水準も目から覚めるかもしれません。
10日ごろの大きな下落に注意しましょう。