ビットコインの3月15日の動きは、前日に長い上髭をつけた流れを引き継ぎ、やや下落する展開となっています。
米銀の破綻から信用不安が始まっておりNY株は再び下落、
破綻が連鎖していくようだと買い上げられたビットコインにも修正が入りそうです。
ビットコインの3月16日の概況について解説します。
(この記事は3月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
戻し相場終了?!3月15日午前7時からの動き
3月15日午前7時、329万円で推移していたビットコイン、日本時間に買い上げられ、
午後5時に337万円へと上昇するも、この日の高値はここまでとなります。
NY時間から徐々に下落、16日午後5時には318万円の短期サポーター直近まで売られ、
午前7時現在は326万円で推移する展開です。
再び350万円の高値更新にならなかったことにより、不穏な動きとなっています。
米信用不安なら再び下落?!大きな信用不安発生も?!
米国では銀行が三行破綻しており、連鎖破綻が懸念されている環境です。
バイデン大統領は預金を保護し、金融機関の支援を行う方向ですが、
基本的には税金を使って高額な賃金の金融機関を助ける政策は支持率を大きく下げるため、
リーマンショックのときのように問題解決に遅れが発生するでしょう。
信用不安は金融機関の決済ができない、流動性危機の状態となり、仮想通貨にも影響を与えるため、
今の仮想通貨市場はかなり油断をしている状況となります。
次の破綻先が出てきた場合、もしくはバイデン大統領が対策を修正した場合はリーマンショック時のような大きな信用不安となりえます。
来週はFOMCですが、利上げ再加速をした場合も、次の破綻懸念先探しが始まりそうです。
米株下落・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-493/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、316万円の位置で変わりません。
ブレイクされた場合、一気に300万円を目指す可能性もあるため、注意しましょう。
レジスタンスは342万円の位置で、再びこの位置に戻す力があるかに注目です。
まとめ
ビットコインは概ね下落し、一時316万へと後退する場面も見られました。
米国の信用不安が懸念されており、ビットコインはリスクに対して鈍くなっている印象です。
金融機関の連鎖破綻に注意しましょう。